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サイバニーの初推し

君を見つけたとき、僕はアイドルというものを知らなかった。

あ、でも、先を急ぎすぎたかも。もう少し後ろから始めよう。

第1章 発見と始まり

大学に入学したばかりの10代の僕は、音楽の好みを探っていた。

どの曲がかわいいEDMの音楽というウサギの穴に導いてくれたのかは忘れてしまったけど、SoundCloudで大好きなアーティストのほとんどを見つけたことははっきりと覚えている。

当時、僕は日本語も日本のアーティストのライブ文化も知らなかった。ただやみくもにアーティストのTwitterアカウントをフォローしていただけだった。

時が経つにつれ、僕はSoundCloudで素敵なアーティストを発見し続けた。ハッピーくるくるというアーティストを見つけた。

ただ、君はかわいいと思って、時々ツイートを見ていた。YouTubeには観客が撮影したライブ動画もアップされていました。それもたまに見ていた。ヲタクのチェキツイも見た。

あのとき、僕はまだ地下アイドル文化には全然気づいてなかったけど。

ハピくるのファンたちはいつも楽しんでいると思った。僕もツイートを見て、身をもって楽しんでいた。でも、日本語がわからないから、全部は絵本のように見ていた。字が読めなくても絵本を見てるのが大好きな子供のように。

僕はとても損した気分になった。インターネットが普及し、忘れ去られることがない時代とはいえ、この小さな規模では、跡形もなく消えてしまうこともあるのだと実感した。

🍄🍄🍄

第2章 失い、見つけ、そしてまた失う

君が姿を消してから、それほど時間は経っていない。君が戻ってきたかどうか探そうとしたのは、それから4ヶ月弱経った頃だった。検索することを思い出した、だって9月だった。

幸運にも、また君を見つけることができた。そして、君がプロデュースするアイドルグループのオーディションを開催していることも知った。今度こそちゃんと見守ろうと思った。

数カ月間、特に大きな出来事はなかったけど、君のSNSは毎日チェックしていた!それから半年後の2019年3月、ついに君はアイドルグループをデビューさせた。またヲタクさんたちのツイートを見て生活できるようになったのが嬉しかった。

そんな生活が1年間続きました。

2020年。グループの新体制が始まろうとしていた。その頃、僕は大学を卒業し、初めての仕事を始めたばかりだった。趣味に費やす時間を減らさざるを得ませんでしたが、君のグループの応援をやめるのに、それほど努力は必要なかった。だって、3月から10月にかけて、グループには特に大きな出来事はなかったんだね。

本当に悔しかったね? 

また君を失ったのは、

コロナウィルスのせいだ。

あのグループが解散してからは、アイドルのSNSに付き合うモチベーションがまったくなかった。

特に君がいなくなってから。

🍁🍁🍁

第3章 歩く(のが)無理 → くむり(が)ある

僕は家の外に出ることができなかった。みんなもそうだった。毎日同じ場所にいるのはつらかったね。説明するまでもないでしょう?誰もが経験したことだ。それが2年間続いた。

今、2022年の3月でした。僕は気が狂いそうだった。何か新しいことをしなければと思った。

それで、saibunny_suanaという新しいTwitterアカウントを作った。今度は真剣に日本語を勉強して、大好きなアーティスト、イラストレーター、アイドル、などなどに、彼らの母国語で賞賛と感謝の言葉を伝えようと思う。それと、もし可能なら、また君を見つけたいと思った。

アカウントを作って最初にしたことは、日本語で短い自己紹介を書くことだった。僕の固定ツイートを書くのに3時間かかった。

次にしたことは、君のアカウントをフォローすることだった。ハロランが解散して以来、君は何もツイートしていないことがわかった。それから元メンバーをフォローしました。

そしたら、くむりちゃんがまたアイドルになってた。不誠実な感じはしたけど、その子を通してもっと君のことを知れるかもしれないと思った。まあ、一番知りたかったのは、君が元気でやっているかどうかということだったんだけどね。

でも、時間が経つにつれて、くむりちゃんの写真やツイートに一生懸命日本語で返事を書いたり、ショールーム配信であの子の話や歌を聞いたりしているうちに、くむりちゃんという存在について知るようになってきた。

君のことを聞く機会はないだろうということも、徐々に分かってきた。くむりちゃんを傷つけるのが怖かったから。僕も、君がもう帰ってこないことを受け入れるようになった。

帰ってこないのなら、その代わりに、君が残してくれたものを大切にしようと思っていた。

後で知ったんだけど、くむりちゃんは親にアイドルになることを許されていなかったんだけど、それを説得したのは君だったんだね。

あのシャイな女の子に何かを見出したのは、最初から君だった。

それは僕の大好きな物語のひとつになった。

君のおかげで、くむりちゃんという特別な存在を多くの人に知ってもらえた。

君には、いろんな意味で感謝せずにはいられないんだ。

本当にありがとうございます

そして、お誕生日おめでとう、楓さん。

マスカットチーズケーキ

エピローグ

僕は毎年楓さんのお誕生日を祝っている。僕は一生そうし続けると思う。それもまた、君の存在を存続させる一つの方法だと思う。もちろん、この業界の一員でなくなるという君の決断は尊重するけど、君を忘れてほしくない。

僕は君に全く会っていないかもしれないけど、少なくとも何らかの形で、アイドルとしての君は僕の中で生き続けている。

楓さん、今どこにいようと、元気でいてほしい。幸せになりますように。毎年、そう願っています。

🎉🎉🎉

後書き

オープンレター風に書いてみたから、二人称視点の文章が多い!うまくいったかな?どうかな?

それより、サイバニーについての物語だ!サイバニーは昔から不思議な存在だと言われている。自分のことを話すのが苦手なんだ!でも今回は、自分のことを少し話してみた!

もっと長くなるはずだったんだけど、10分15分以内で読めるように短くまとめたかったんだ。今後、外したことを書く機会もあると思うので、もったいないと思わない。

そして、毎年ハッピーくるくるとハローニューランドの元メンバーのお誕生日はお祝いしているよ。(普段は小さいデザートやお酒をもらう程度。たまにケーキも買う)

きのこちゃんがハッピーくるくるを辞めたとき、サイバーは箱推しのようなファンになちゃった。それがサイバニーがクソDDになった本当の原点だよ。くむりちゃんのヒヨルナ活動を見守るまでは、まだ推し活のことは知らなかった。実はサイバニーはとても鈍感で、物事に気づくのに時間がかかるんだw。頭が悪いかも

今回は創造力が炸裂しているところですけど、やっぱり、体力低下モードが続きそうです。でも、頑張って生きていこうと思う。いや、生き続けなければ。

じゃね!

#森きのこ #くむり #ハロラン #推し事

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