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私の漫画は実体がない
前々から思っている事だが、ネーム段階からフルデジタルの私には原画というものが存在しない。
つまり私の漫画には実体がない。
もし発表媒体がデジタルオンリーだったら作品トータルで実体がない。
…という事がなんとも奇妙な感覚で、これは音楽を作っている人も同じ感覚なのかなぁなどと思ったり。
なので、紙媒体で漫画を発表させてもらえる事はその物質感からも大変ありがたみが大きい。
(ただ、音楽の残り方は録音物である前に「再現可能性(譜面とか)」にあるだろうし、そういう意味では料理の方が近いかもしれない。
漫画や文学などのカキモノは譜面それ自体が作品で他者の再現可能性ゼロだものね。)