『ところで…』と『さて…』というキーワードが出たら気をつけろ。
さて今日は
「ところで…」と「さて…」という文句が出たら
気をつけた方がいいって話をしていきます。
冒頭からもうすでに結論が出ているような話なんですが、
普段、僕らって何気に
「ところでさー…」
「さて、…」
とか使ったりしていませんか?
多分ほとんどの人が
意識せずに使っていると思うんですね。
でもちょっとだけ
その使い方について深掘りしてみると、
実は
その後に来る話ってのが、
その人が本当に相手に伝えたかった事で、
さらに
もうちょっと言うと
その内容はあなたにとって
かなりの確率で
良いことではない事が多いんですね。
このセリフ回しって
ドラマのセリフとかでもよく見かける手法で、
例えばよくあるのが、
妻が夫の浮気を見つけて
それを問い詰めるシーンとか、
「あなた、ところでこれは何?」みたいなやつですね。
刑事ドラマでよく見るのは
「さて話は変わるけど、昨日のこの時間、君はここで何をしていた?」とか、
それまで続けていた話を
ガラッと転回させたい時によく使われる接続詞なんですね。
それまで続けていた話が
平穏な時ほどその後の話の展開が
急にマイナスな話になると
それだけでドキッとするので、
その効果もあって動揺しまくりです。
だから用心深くない人は、
そこですぐに隠し事がバレてしまいますし、
もう逃げれないと思い込んで
言われた事を認めてしまうんですね。
では
なぜそうなるかという事を
僕なりに考え解説しますが、
これは日本語の文法を見ればわかりやすいんですね。
日本語というのは、
どれも主語と述語の順番で表現されています。
もちろん
それだけでは伝わらない事があるので、
その時は主語と述語の間に
修飾語や形容詞、目的語が入ってきて、
足らない所の補足説明をするわけです。
つまりは
日本語は最後まで聞かないと
相手の言いたいことがわからない
という仕組みになっているわけです。
あなたが聞いているその一文が
良いのか悪いのか、
肯定なのか否定なのか、
結局は何が言いたいのか、
最後の最後まで聞いてみないと
結局最終的には自分が思っていた事と
「違うんかい!」
って事もありますからね。
そこで、
この公式を
先ほど述べた問題文、
つまり
”なぜ『ところで』と『さて』の後に来る内容が本当に言いたい事なのか?”
に当てはめて考えると、
日本語は最後まで聞かないとわからないという法則のもと成り立っているので、
伝え手が会話を構成するにも、
本当に伝えたい事を最後の最後に持ってくるのは
当たり前の事なんですよね。
ちなみに英語圏にある国は
主語、述語が先にくる構成になっているので、
先に結論から入って、
後から言い訳(説明)を聞く
といったスタイルになるわけです。
確かにそう考えると、
欧米人が自己表現豊かになるのも理解できますし、
積極性があるように見えるのも分かりますね😁
というわけで今日は、
「ところで」や「さて」が出た後に続く言葉は、
その人が本当に伝えたいこと
について話をしてきました。
なので、
何か心当たりがある方は
しっかり身構えてから話を聞くか、
もしくは
ダッシュする準備をして、
その場を全力で逃げ切れるようにがんばりましょう。
この話が良かった方はシェアお願いします😁
ではまた✌️
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