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「ナスカの地上絵:古代の謎とその目的」

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昨日、仕事先で送別会がありまして、定年退職後にナスカの地上絵を見に行こうかなという話しが出ておりました。

そこで今回は、そのような機会もあってナスカの地上絵についての記事にしたいと思います。

では、どうぞごゆっくり✨

ナスカの地上絵は、ペルーの乾燥したナスカ高原に広がる巨大な地上絵で、その謎めいた存在は長年にわたり多くの人々を魅了してきました。これらの地上絵は、紀元前200年から紀元後800年頃にかけて、ナスカ文化の人々によって描かれたとされています。

【地上絵の目的と意味】
ナスカの地上絵の目的については、いくつかの説が提唱されています。以下に代表的なものを紹介します。

1. **宗教的儀式**:
地上絵は、雨乞いや豊穣を祈るための宗教的儀式の一環として描かれたと考えられています。ナスカ地方は非常に乾燥しており、水は貴重な資源でした。そのため、雨を呼ぶための儀式が行われた可能性があります。

2. **天文学的な目的**:
一部の研究者は、地上絵が天文学的な観測やカレンダーとして使用されたと考えています。特定の地上絵が星座や天体の動きを示しているという説もあります。

3. **社会的・経済的な役割**:
地上絵は、ナスカ文化の社会的・経済的な活動を示すためのものであった可能性もあります。例えば、交易路や重要な場所を示すためのランドマークとして機能していたかもしれません。

4. **宇宙人説**:
最もロマンチックな説として、地上絵が宇宙人とのコンタクトを目的として描かれたというものがあります。この説は地上絵の神秘性を一層高めています。

【ナスカの地上絵にまつわる興味深い事実】
ナスカの地上絵には、いくつかの興味深い事実があります。例えば:

1. **消えない理由**: ナスカの地上絵が何千年も消えずに残っているのは、ペルーの乾燥した気候と風の影響が少ない環境のおかげです。また、地元の人々や研究者たちの保護活動も大きな役割を果たしています。

2. **新たな発見**: 近年でも新しい地上絵が発見されています。例えば、2018年にはペルーの考古学者たちがドローンを使って新たに50の地上絵を発見しました。

3. **描かれた目的**: 地上絵の目的については諸説ありますが、雨乞いや天体観測、宗教的儀式の一環として描かれた可能性が高いとされています。

【どのような地上絵が特に興味深いとされているのか】
ナスカの地上絵の中で特に興味深いとされるものの一つは、「ハチドリ」の地上絵です。この地上絵は、長さ約93メートルにも及び、その精密さと美しさで知られています。

地上絵(ハチドリ)

他にも、「コンドル」や「サル」、「クモ」などの動物を描いた地上絵も非常に有名で、それぞれが独特のデザインと大きさを持っています。これらの地上絵は、ナスカ文明の高度な技術と芸術性を示すものとして、多くの研究者や観光客の関心を集めています。

地上絵(コンドル)
地上絵(猿)
地上絵(蜘蛛)

P.S.
いかがでしたでしょうか。

ナスカの地上絵が何千年も消えずに残っているのは、本当に驚きですよね。

最近では、AIを用いた解析によって新たに303個も発見されたそうです。これで、ナスカの地上絵の総数はほぼ倍増したことになります。そんなに多くの地上絵が存在するなんて、驚きですよね~Σ(゚Д゚;)

実際に写真で見るのと、上空から見るのとでは全く違う印象を受けるでしょうね。古代文明が現代よりも優れた天文学的観測技術を持っていたという話も耳にしますが、これもまた不思議で魅力的な点です。

しかしながら、年々トラックの侵入やグリーンピースのパフォーマンス(環境保護を訴えるためにナスカの地上絵を踏み荒らしたりした)によって損傷が激しくなり、消滅の危機に見舞われているようです。

環境保護が趣旨とは到底思えないのですが、そういう人もいるのは残念に思います。

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