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『ふつう』をつむいでいく
ハイ、ブエナス〜
中南米・エルサルバドルへ来て、11ヶ月。
◯44本目の年輪を手に入れた。
◯ラ・リベルタのガストロ・ラボでエキシビジョン
◯短期卓球隊員の巡回事業での文化紹介
さて、まずは、無事?先日44本目の年輪を刻むことができ、たくさんのお祝いのメッセージを頂き、本当に、ありがとうございます。深謝。
と言っても、当日も普通に学校があり、普通に授業をした。
その、人にとっては普通の日を、『ふつう』に迎えらることがどれだけフツーではなく、しあわせなコトか。
人は、当たり前だった日々の中で大切な人を失い、震災やコロナを経験して気づき、学ぶ。
しかし、いつの日か、また『普通』にもどる。
その『普通』は、以前の『ふつう』とは、異なる。
ソレの、くりかえし。
でも、それが、大切。
だから、その、
『ふつう』を大事に紡いでいく。
そして、クラスではスペイン語で『ハッピーバースデー』
以前、ロシアの映画祭で6ヶ国語?で歌って祝って貰って以来、20年ぶり?
やはり、詞を超えた瞬間は、いくつになっても、うれしい。
さて、その翌日には、専門家プロジェクトとの連携事業でのエキシビジョン。
現地の『ロロコ』という食材を使用した、料理レシピのデモンストレーション。
メニューは、
・ロロコバターオムライス+ホワイトソースがけ
・白身魚フライ+ロロコタルタルソース
・ロロコ団子+あずき
・ロロコ茶+ロロコ茶菓子
30人前×2回戦。
2時間で準備して、2時間で調理する。
もちろん、当日の2時間では到底間に合わないので、数日前から準備。
当日は、前コロンビア隊員時代(2018-2)の同期エルサル柔道隊員が助っ人で登場。
彼とは、最初の出身体育大学が一緒だっり、同じ調整員にお世話になっていたりとつながりも多く、ココに来て嬉しい再会でもあった。
彼は、現在エルサルでラーメン屋を開店準備中であり、また今後も繋がっていくのであろう。
いずれにせよ、初めての場所で、初めてのパフォーマンスは、キッチンの勝手が違うので苦戦する。
とにかく、ココの国の、このガストロ・ラボのプロジェクトで作られたキッチンを使うのは、先月のラ・ウニオンに引き続き2回目なのだが・・・
料理をしない人が、キッチンの設計をしているから、水回りだけがハナレにあり、とても使い勝手が悪い。
ソレも、午後の2回戦には、カイゼンされたから、ラクだった。
撮影も料理も、
準備さえちゃんとしていれば、あとはどうにでもなる。
個人的に、この一方的にデモンストレーションだけして、傍観者は食べるだけ、というシステムのコスパには疑問を感じている。
やはり、一緒に作って、なんぼ。
ソレを、今後来月から実施していくらしいので、このつづきはまた来月に。
そして、その週末には、巡回事業で短期派遣されている卓球隊員の文化イベントへの参加である。
エルサル5回目派遣というツワモノベテラン隊員に若干ハタチの大学生+長期隊員という卓球隊員チーム。
あわよくば、マンホール隊員に引き続き、卓球隊員デビューしようと目論んでいたのだが・・・
ソコは、さすがにあえなく、却下、された・・・
そう、そのエルサル長期卓球隊員の前任はコレも前回のコロンビア隊員時代の同期で駒ヶ根訓練所のスペイン語クラスも一緒だった。
現在、彼は、横須賀で卓球場を経営しているが、その後任がコロンビア時代に一緒だった後輩卓球隊員(2019-1)で、エルサルで再会したのである。
なんだか、広いようで、狭い世界である。
いや、再会は、『縁』である。
縁がある人とは、ちゃんとまた繋がる。
ということで、またまたくるくるレインボー隊員に。
お祭りなどのイベントの時は、あまり感じなかったが、今回の小学校でのイベント、、、
まさに『動物園』
速攻で、見本のくるくるレインボーは、誘拐に遭って、行方不明に、、、
終わってみれば、指ハブも一本逃亡、、、
本当に、小学校の先生、尊敬する。
そんな、こんな、怒涛の1ヶ月。
43歳、最後の日の夜は、日本では公開されない?できない?映画『オッペンハイマー』を観に行った。
全編英語で、スペイン語字幕。
半分くらいしか理解出来なかったが、考えさせられた。
また、2年半後くらいに、観てみたいな。
また、スペイン語で。
そう、
普通がフツーでないのと同様、平和が当たり前ではない。
今、こうして、フツーに記している、普通に感謝して、ふつうに45年目のものがたりを描いていきたい。
では、また。