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料理と料理のキャッチボール
ハイ、ブエナス〜
さて、1年と8ヶ月中南米エルサルバドルで生活してきて、ずっと柔軟剤だけで洗濯していたことがつい最近になって発覚した@31です、、、
どうりで白いシャツやタオルがどんどん黄ばんでいくハズだ、、、
ハイ〜。
・カカオ発酵研修
・2度目の離島へ
・26年ぶりの豪雨
ということで、まず今月は、、、
カカオの発酵研修に参加してきた。
カカオの発酵過程を拝見するのは初めてである。
結論から言うと、やはり発酵は面白い。
醤油や味噌、お酒、コーヒーなどのどれとも異なりとても興味深いひと時となった、、、
個人的には、渋味を強く感じてしまったので、、、
加工過程で、うま味(酸味)と合わせることによって美味しくなると感じた。
更に今後は、廃棄しているカカオハスクも使えるのではないかと、、、
そして何より、この地域のガストロノミーツーリズムへの可能性である。
河川〜海とも直結しており、新鮮な海鮮の入手も可能、、、
勝手に、若いエルサル人シェフなんかが、地の食材を使った創作料理とか出したら面白い場所になるんだろなぁ〜なんて、、、妄想。
個人的には、1番楽しみにしていた近くのカシューナッツ農場の加工場が見れなかったのが、何より残念、、、
ココにいる間に、いけるか、どうか、、、
そして、2度目の離島へ、、、
プライベートワークショップ。
島の料理と私の料理のキャッチボールみたいな。
今回、島の料理は、海鮮スープ。
私は、ロロコラビオリ2種とデザートには、マンゴーとカシューナッツのカッサータという、イタリアン。
お互いが、次はどんな球を投げるか、みたいな面白さがある。
エルサルバドルとホンジュラス、ニカラグアの国境に浮かぶゴルフォ島。
正直、何もない。
スーパーも無く、基本的に水も食材も調味料も全て本土から持っていかなければならない。
大変だけど、苦ではない。
北海道で生活していた天売島や礼文島の暮らしとどこか相通ずるのかもしれない、、、
いや、天売や礼文の方がはるかに便利、、、
加え、暑くて、蚊が多い、、、
日曜の朝、教会の鐘で叩き起こされ、、、
ボーッとテラスで、、、
でも、皆なぜそんな不便な生活を続けるのか?
いや、不便と感じていないのか?
ソレが当たり前だから?
ソレが日常だから?
答えの出ないまま、、、
サッカーの試合観戦に向かうという100人くらいの島民たちと共にランチャ(ボート)に揺られながら本土に戻る、、、
翌週、他の隊員たちが遊びに来た時に、聞いてみよう、、、
と、思っていたのだが、、、
まさか、26年ぶり豪雨がエルサルを直撃して、隊員ツアーが中止に。
ガーン。
当日、餃子3種作る予定で、先に材料を運んで置いてきたのである、、、
肉類は冷凍してきたものの、野菜や果物、乳製品などは冷蔵、、、
次回は、いつになるか未定。
まぁ、しょうがない、、、
そして1週間、学校も役所も全て休校となり、ひきこもり、、、
エルサル安定の雨漏り、、、
気温も22-23度が続き、ヒンヤリ。
時間が出来たので、、、
後期の授業の準備や帰国後の方向性などをじっくりと考える時間に。
だいたい方向性は見えてきた、気がする、、、
そう、4年前のパンデミック監禁生活比べれば、たいしたことない。
泣いても、笑っても、あと4ヶ月、、、
任地に、新隊員も到着した。
限られた時間の中、必要とされる処で、、、
出来ることを、できる限り、、、
引き継げるところは、引き継いで、、、
粛々と。
では、また。
チャオ〜。