オルターガイスト新規がキター!個人的な評価と感想!【遊戯王OCG】
こんばんは。saiと申します。
いや〜ついにオルターガイストの新規が来ましたね。
OCGタイムズでキマイラの新規カードが紹介された後、もう新規は無いのかな…って思った後のゴーストガール登場でテンション爆上がりでした。
ipadの画面見ながらめっちゃニヤニヤしていたので、側から見るとすごい気持ち悪い人だったかもしれないです。
さて新たに4枚の新規が発表された訳ですが、性能は?使い道は?彼女はいるの?ということで、この新規の個人的な評価と感想を申し上げたいと思う次第であります。
どうぞお付き合いください。
(今回の記事は完全に僕の主観なので「それっておかしくないかな?」って箇所がありましたら、優しく指摘して貰えると嬉しいです🙇♂️)
新規カード4種
オルターガイスト・アドミニア
かっこいいー!!!
まず①の効果はリンク召喚時にアドバンテージが稼げる効果なので普通に強いと思います。
そして②の効果ですが、フリチェの永続コントロール奪取はマジでヤヴァイ・アッカーマンですね。
今までは相手の盤面に触れる妨害がシルキタスしかなかったので、単純に最終盤面の妨害が増えたのは嬉しいところです。
とはいえ、そもそもの問題として「出せるか?」っていうのはあります。
①の効果を考えると出来れば序盤に出したいカードですが、ご存知オルターガイストの展開力は…なので1ターン目から召喚するのはかなり厳しそうですが…?
オルターガイスト・マルウィスプ
かわいいぃぃぃぃ!
端的にいうと自己特殊召喚できるジャンクシンクロンです。
メリュシークからサーチすることでモンスターを簡単に3体展開することができます。
いや強くね…?
手札に加わった時特殊召喚できるモンスターは結構存在しますが、追加の展開効果を持ったモンスターはかなり珍しい気がします。
アドミニアの項目で出せるのか?みたいなこと書きましたが、マルウィスプの登場で展開力が爆上がりしたので、1ターン目にアドミニアも夢ではなさそうです。
ツイッターで展開例を上げてる方がいらっしゃいましたが、「メリュシーク+プークエリ」でアドミニア、へクスティア、プロトコル、手札にマルチフェイカーの4妨害までいけるらしいです。
いや強くね?
オルターの先行展開なんてせいぜい2妨害が関の山だったので、今回の新規で制圧力が上がったのはかなりありがたいですね。
何よりもイラストが本当に可愛すぎて、これだけでお釣りどころかレシートにクーポンがついて帰ってきたレベルです。
でもゴーストガールさんも、意外と女の子ぽいカードも、使うんだネ😅
そういう、トコも、かわいいけど、ネ😍
オルターガイスト・ペリネトレータ
気持ち悪いおじさんが出てきてしまいましたが、次の新規の紹介です。
直接攻撃が可能で、戦闘ダメージを与えると効果が発動、さらに墓地へ行った時の効果もあるとかなりメリュシークを意識したカードになっていて、「初動で使ってね!」ってことなんだと思います。
が、正直な感想を申し上げますと、「うーん…」って感じです。
②の効果は攻撃するだけでアドバンテージを稼げるので、普通に強いと思います。
オルターガイストはドロー手段が壺くらいしかなかったので、そういう意味でも貴重な効果です。
③の効果も悪くはないのですが、墓地へ送って嬉しいカードが少なすぎる…。
後述する新規罠カードの墓地効果が強いのですが、それでも貴重な召喚権を使ってまで墓地へ送りたいかと言われると微妙で、既存のカードも墓地効果持ちはありますが、そこまで強力ではないです。
「ティアラメンツ・サリーク」のようなカードがあれば別ですが、あれほど強力なカードはオルターガイストにはないです。(罠デッキより展開デッキの罠の方が強いのはどうなんだ)
まあ別にペリネトレータが特別弱いカードという訳ではないのですが、メリュシークが強すぎて霞んでしまっている感じです。
自己特殊召喚効果を持っていればもっと使いやすそうなのですが…。
結構酷評してしまいましたが、まだ発売すらされてすらないので、蓋を開けてみたら3積み必須の強いカードだった…という可能性はあります。
ロイヤルテラバイトを砕く準備は出来ています。
オルターガイスト・リバイタリゼーション
墓地のオルターガイストリンクモンスターを蘇生する効果と墓地から除外して召喚権を追加する効果を持ちます。
何度も言いますが、決して弱くはないと思います。
弱くはないのですが…
まず、①の蘇生効果はリンクモンスター限定なのでマテリアリゼーションの方に軍配が上がります。
一応こちらは完全蘇生ですが、マテリは装備カードになるおかげでスプーフィングやシルキタスのコストにできるので完全上位互換とも言いづらいです。
というかそもそも罠の蘇生カードという時点で遅いし若干使いづらいカードなので、それを増やされても…
②の効果は普通に強いですが、ペリネトレータくらいしか墓地に送る方法が無いので、ちょっと使いづらいかなという感じです。
最初のターンに使う、というよりは蘇生効果を使った次のターン以降に使う感じになるでしょうか。
今回の新規の良い点・悪い点
カードの紹介が終わったところで、今回の新規の良い点と悪い点を考えていきたいと思います。
良い点
・メリュシークからの展開が増えた
これが1番大きいと思っていて、今までのメリュシークの役割はマルチフェイカーをサーチすることが8割でした。
そのため、メリュシークとマルチフェイカーを一緒に引いた場合はクンティエリをサーチして相手の攻撃に備えるか、マリオネッターをサーチして次のターンの後続にするかの2択でした。
しかし今回マルウィスプが登場したことで、
①メリュシーク召喚
②リンクリボーにしてマルウィスプサーチ
③効果でマルウィスプを出してメリュシーク蘇生
④メリュシークとマルウィスプでへクスティア
⑤へクスティアとリンクリボーで適当にリンク
⑥プロトコルをサーチ!
これです!メリュシーク1枚からプロトコルまで行けるようになったのがマジででかいです。
プロトコルの強さはオルターガイスト使いの皆さん知ってると思うので、この動きがどれだけヤバいかわかってもらえると思います。
例えるならヤムチャが天下一武道会の一回戦を突破するくらいやばいです。
また何気にリンク3のモンスターも出せるので、オルターガイストの心許ない先行盤面を補強してくれそうです。
現状先行で出して強いモンスターが「羅天神将」くらいしか思いつかなかったのですが、他にいいの知ってるよって方がいたら教えて貰えると嬉しいです🙇♂️
・制圧盤面が強くなった
前述したメリュプーク展開もそうなのですが、アドミニアの登場により最終盤面がかなり固くなったと思います。
中盤以降に制圧盤面を作る場合も、単純にギミックで作れる妨害が増えたので捲られてしまう可能性はかなり低くなりそうです。(まあ前から中盤以降は強いのですが)
・デッキの拡張性が上がった
オルターガイストが他のデッキと混ぜにくい理由はマルチフェイカーのせいもありますが、デッキ自体に特徴が無かったというのもあると思っています。
例えば烙印であればルベリオンで手札を捨てられるからイシズギミックが入れやすい、とか
サンダードラゴンであれば除外を活用するデッキと相性がいい、とか
あると思いますが、オルターガイストにはそういった特徴がほとんどなかったため、他のテーマとのシナジーというものがほとんど生まれませんでした。
しかし今回マルウィスプが登場したことにより新たにチューナーを手に入れました。
これによりシンクロテーマでないに関わらず、シンクロ召喚を狙いに行くことができます。
正直今のところは何か良いギミックが見つかった訳ではないのですが、これからカードプールが増えたり研究が進むことで新しい可能性が開けるのではないか…と勝手に思っています。まだわかんないですけどね。
(ちなみにマスターデュエルは現在ティアラメンツが大量発生中なので、もしマルウィスプがいたら先行でアークデクレアラーを出す動きが強そうです。
これもテーマ内にチューナーがいるからこそできることです。)
悪い点
無い!と言いたいところですが、個人的に危惧している点が2つあります。
・展開力アップによる弊害
具体的にいうと「誘発受けの悪さ」と「腐るカードの増加」です。
まず誘発受けですが、元々オルターガイストは手札誘発の受けが結構良いテーマでした。
そもそもが罠デッキなため誘発で止まってもある程度の妨害は残せる上に、マルチフェイカーが相手ターンの好きなタイミングで出せる都合上、無限泡影やヴェーラーなどの無効系が刺さりにくいのです。
また、最強カードプロトコルのおかげで相手の誘発をほとんどシャットアウトすることができたのも理由の1つです。
しかし展開にデッキを寄せてしまうと、その分罠カードは減ってしまうでしょうし、マルチフェイカーの代わりにマルウィスプをサーチしてしまうと増殖するGを打たれた時に展開を止めづらくなってしまいます。
また、罠は当然先行1ターン目には使えないのでプロトコルによる誘発ケアも不可能です。
誘発受けの良さもオルターガイストの強みだと思っているので、この弱点は結構痛いです。
次に腐るカードが増えてしまうことですが、ある意味でこのカードが全てです。
い、入れたくねぇ…。
展開系に寄せる場合ホーンデッドロックも採用圏内に入ると思いますが、ご覧の通り1枚のカードパワーは低く、単体では使いづらいカードです。
ホーンデッドロックは流石に極端な例ですが、他にもプークエリやリバイタリゼーションなどはコンボ性が高く、極論を言えばプークエリ3枚引いてしまうと流石に厳しいよねという話です。
まあまだ展開ルートもそんなに開発されていないので、何とも言えないのですが…。
・展開力が上がった割には…
これはただのわがままなのですが、展開力が上がった割には後手の強さが変わってねぇ!って思います。
今までのオルターガイストはゴッド・オブ・メリュシークに全てを託す一蓮托生スタイルだったのですが、これは結局変わりませんでした。
展開力が上がったということはそれだけ相手の妨害を乗り越える力がついたはずです。
そして今回追加されたマルウィスプの特殊召喚条件は「効果で手札に加わった時」…。
そう、要はメリュシークが墓地へ行った時です。
相手が大人しくメリュシークを破壊してくれればいいのですが、昨今の遊戯王はやれバウンスだやれ除外だで墓にすらいれてくれません。
「メリュシーク召喚!」「ミラジェイド効果!」
これでおしまいです。
ペリネトレータも特殊召喚効果を持っているわけでは無いので後行の手数にはならず、今まで通り後行は厳しい戦いが続きそうです。
とはいえ、マルウィスプは金謙やスモールワールドで手札に加わった場合も効果が発動するので、そこをうまく使えば後行でも戦えるようになるかもしれないです。
まあまだ発売すらされてないので何とも言えないんですけどね。(めちゃめちゃ保険をかける人)
終わりに
というわけで今回はオルターガイストの新規カードについて解説させて頂きました。
僕は紙の方はやってないのですが、復帰を考えるくらい魅力的なカード達で、明日から使える人たちが羨ましいです。
結構マイナスなことも言ってしまいましたが、全体的に良い強化だと思いますし、何より大好きなテーマに新規が来たのが嬉しすぎるので、遊べるようになる日が今から楽しみです。
マスターデュエルにも早く来ないかナ😅
あと今回の記事ですが完全に僕の主観なので、他にもこんな意見があるよって方はぜひコメント欄の方に書いて貰えると嬉しいです!
これからも遊戯王についての記事を書いていきますので、よろしくお願いします🙇♂️
ではまた!
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