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スモールワールドとオルターガイストの相性がいいぞ!【遊戯王マスターデュエル】

こんばんは。saiと申します。

皆さんは「スモール・ワールド」というカードをご存知でしょうか?

世界中〜どこだって〜♪

この歌を聴くと、ディズニーに行ったのに遊戯王をやっていた黒歴史を思い出しますが、それはそれとして今回はオルターガイストにおけるスモールワールドについて解説したいと思います。

スモールワールドって?

少し複雑な効果なので、最初にカード効果の解説をしたいと思います。

なんだか頭にスッと入って来ない文章ですね。
湊かなえの小説を見習って欲しいです。

要は
①手札のモンスターを除外

②①のモンスターの属性・種族・レベル・攻撃力・守備力の内、一つだけが同じモンスターをデッキから除外

③さらに②で除外したモンスターと属性…(以下略)の内、一つだけが同じモンスターをデッキから手札に加える

という効果で、ステータスに共通点があるモンスターを中継点を挟んでサーチ出来ます。


ポイントは共通点が一つであることで、
最近流行りの斬機を例にあげると、

斬機シグマ(光属性)

原始生命体ニビル(光属性)

斬機サーキュラー(光属性)

という感じで光属性のカードを挟んでサーキュラーをサーチすることが出来ます。

しかし

斬機シグマ(光属性、レベル4)

オネスト(光属性、レベル4)

斬機サーキュラー(光属性、レベル4)

だと光属性の他にレベル4という共通点があるので、スモールワールドを使うことは出来ません。

この一つの共通点というのが一見使いづらそうですが、実はこれのおかげで、

psyフレームギアγ(光属性)

原始生命体ニビル(光属性)

斬機サーキュラー(光属性)

といった感じで、全然関係ない手札誘発がテーマの展開カードに変わったりします。
絶対にサーチしたいカードを簡単にサーチ出来る点がスモールワールドの強みになっています。


オルターガイストは?

オルターガイストにも絶対にサーチしたいカード、オルターガイスト・マルチフェイカーがありますよね。
ではオルターガイストとスモールワールドの相性はどうなのでしょうか?

ご存知オルターガイストは魔法使いというステータスが共通しているのですが、
逆にそれしか共通点がありません。
そんなに仲良く無いのにつるんでいるオルター達に涙が止まらない…。

悲しいオルター達は置いといて、つまりスモールワールドとの相性がめちゃくちゃ良いわけです。
多分全てのオルターを別のオルターに変換できると思います。
(ちゃんとは調べてませんが)


では手札誘発との関連性はどうなのか?
これもめちゃくちゃ共通点が一つです。もうびっくりするくらい。

例えば増殖するG。

増G(地属性)

クンティエリ(地属性、魔法使い)

マルチフェイカー(魔法使い)

例えば灰流うらら。

灰流うらら(攻撃力0)

クンティエリ(攻撃力0、魔法使い)

マルチフェイカー(魔法使い)

全部クンティエリじゃねえか!
って感じですが、この子がめっちゃ中継点として優秀なんです。
一回スモールワールドツール使ってみて。
マジですごい繋がってるから。すごい薄い繋がりで繋がってるから。
正直役割が限定されるカードだったので、こういう別の使い道が出来たのはかなりいい感じです。

また中継点としてドロール&ロックバードも優秀です。

灰流うららや屋敷わらしからマルチフェイカー、マリオネッター等をサーチすることが出来ます。

また、採用していれば後行最強のカード、ダイナレスラーパンクラトプスをサーチすることも出来ます。

後行弱めなオルターガイストにとってかなり頼りになる助っ人です。
ぶっちゃけパンクラトプスを採用したいがためにスモールワールドを採用したと言っても過言では無いです。
(パンクラ引いても後行捲れない?知らん、そんなことは俺の管轄外だ。)
まあ単純にドロバは環境に刺さっているので、普通に素引きしても強いです。

(ただ、ドロバはメリュシークとは繋がりません。まあメリュシークの役割はマルチフェイカーをサーチすることなので…。)


具体的にどれがどれに繋がるかは皆さんに確認頂くとして、オルターガイストとスモールワールドの相性がいいというのはわかって頂けたでしょうか。

デッキの性質的にも相性がいいぞ

オルターガイストは非常に繊細なテーマで、初動にマルチフェイカー+罠カードが必ず必要になります。
なのでモンスターを引きすぎてしまうと妨害が弱くなったり、そもそもまともな展開が出来なかったりする訳です。
個人的にオルターで一番致命的な事故はオルターモンスターの引きすぎだと思います。

降格戦でこれだったら泣いちゃうね


そこで、スモールワールドがあれば引きすぎたモンスターをマルチフェイカーやマリオネッターに変換させ、罠かマルチフェイカーどっちか足りない方を補充出来ます。
手札の偏りに困っていたオルターにとってこれは非常にありがたいです。

また、メリュシークとマリオネッターが被った時にプークエリをサーチして、上振れ展開を狙うことも出来ます。
つまり、安定感も爆発力も上がる可能性のある素晴らしいカードなのです。


他にも効果を使って手札に戻ったプークエリを除外して後続を持って来れます。
プークエリは一回効果を使えば充分なことが多いので、新たな使い方が出来たのはいいですね。

こんな感じでデッキの性質的にもスモールワールドは相性が良いのです。
あと単純にオルターは初動が細めなので、それを補うカードとしても中々いいんじゃないでしょうか。


ワンフォーワンとの比較

オルターガイストではスモールワールドと同じような役割でワンフォーワンがありますよね。

マルチフェイカーを加えるためのカードとしても有用ですし、上振れカードとしては最高級です。
手札次第では1ターンでヘクスティア、プロトコル、マルチフェイカーが立ちます。
また単純にメリュシークを出して後行の手数にもなりそうです。


ではワンフォーワンとスモールワールドどちらがオルターガイストに合っているのか?
個人的にはスモールワールドの方が合っているのかなと思います。

ワンフォーワンも非常に強力なカードなのですが、いかんせん誘発に弱すぎる…
灰流うららはもちろん、普通はあまり効かない増Gもクリティカルヒットします。
誘発耐性が高めなのもオルターガイストの強みなので、そこを考えるとスモールワールドの方がいいのかなと思います。
まあ流石に全部通るならワンフォーワンの方が強いですが…。
ここら辺はもう好みですかね。


スモールワールドの弱点

ここまで散々スモールワールドを持ち上げて来ましたが、もちろん弱点もあります。
まずは単純に手札が1枚減ること。

斬機などの1枚から超展開できるテーマであれば1枚のアド損くらい屁でもないですが、オルターガイストはコントロール寄りのデッキなので、手札-1枚が重くのしかかってくることがあります。
誘発を捨てたことで妨害が1枚減って負けた…なんてことが起こるかもしれません。

とはいえタブついたオルターや手札誘発を捨てられるのは強く、そもそもマルチフェイカーが手札に無いと話にならないデッキでもあるので、多少のアド損は許容できる範囲なのかなと思います。


次にもう一つの弱点はモンスターを相当枚数入れないといけないところ。

オルターガイストはマルチフェイカーの発動条件の都合上罠を多めに入れる必要がありますが、スモールワールドを採用すると、それとは別にモンスターも多めにいれなければいけません。

となると必然的に手札誘発を多めに入れることになるのですが、そうなると当然先行の盤面が弱くなったり罠を引けない事故が出てきそうです。


…ですが、前述の通り罠を引けてない時はマリオネッターを持って来れますし、先行は少し弱くなってしまいますが、逆に後行は手札誘発を多めに入れた分強くなります。
手札誘発を多めに引いても誘発勝負に持ち込めればワンチャン耐えられるので、そんなに先行の強さは変わらない…と思います(多分)。



弱点もありますが、ワンフォーワンにはない確かなメリットがあり、使ってみた感じ中々良いカードでした。
皆さんもスモールワールド使ってみてはいかがでしょうか?
ハハッ!




キモッ



終わりに

今回はオルターガイストにおけるスモールワールドについて解説させて頂きました。

まだ採用して間もないので、もしかしたらもっと強い中継点や相性のいいカードが他にあるかもしれません。
こういうカードが相性いいよ!っていう人はコメントで教えて頂けると嬉しいです🙇‍♂️
一応現在使っている構築も載せておくので、構築に悩んだ方は参考にしてくだちい。




という訳で今回はここまで!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
ではまた!

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