2023/12/21
年内最後の通院日、今まで適当にやり過ごしていた診察をきちんと受けた。
一緒に来てくれる父親に遠慮して言えずにいた本当のことを全部話した。
母親と過ごす毎日が辛い、寝起きから吐き気がひどい、眠りが浅い、誰も私のことをわかろうとしてくれていない事実が虚しい、気を遣って波風立てないように自分の気持ちを押し殺して母親が望んでいる言葉を言うだけの暮らしに疲れた、勇気を出してやっとの思いで自分が感じている嫌なことを母親に話したらそんなことで怒らないでと言われる、抑圧されたストレスの吐口がネットショッピングしかない、散財ばかりしているのは良くないとわかっているけど他にいい方法が分からない、母親の発言が全てプレッシャーになっている、毎日コツコツつけている感情日記はいいことだけを書くようになったから矛盾がある、いつも何かに嘘をつかないと普通の毎日が送れない、泣くと気づく前に涙が出ることが増えた、音楽が聞けなくなった、去年したオーバードーズを鮮烈に思い出すようになった
いつもへらへらしている先生も雑な相槌をやめてしっかり向き合って説明して薬を変えてくれた。
診察室を出てからすぐに父親が「心配するな」と力強く肩を抱いて言ってくれた。
臆病になって人間不信になって家族や病気から逃げていたのは私だったのに、父親と先生は私にちゃんと言葉と態度で返してくれた。
今日から次の通院日までの1ヶ月、薬が効くように余計なことを考えないでなるべく楽しく過ごしたい。
こんな毎日でも生き甲斐ができた。
気力がなくて一日中ベッドにいた時にM-1グランプリ3回戦のネタをYouTubeで見て初めて知ったコンビを応援すること。
惰性で見ていたのに声を出して笑った。
調べれば調べるほど、知れば知るほど、彼らのことが大好きになった。
過去のYouTube動画を見て、ライブの配信チケットを買って、毎週ラジオを聞いて、メッセージを送っている。
推しなんていう言葉では収まり切らない、とても大切な人たち。
初めてこういう人の健康を祈った。お笑い芸人にはただただ健やかでいてほしい。
その上で自分たちの面白いをやり続けてくれて、それを笑える私が見つかればしあわせだと感じる。
彼らが面白い。そう思える自分が嬉しい。