macOSをSequoiaにアップデートしたらリーモートデスクトップに繋がらなくなった!原因と対応を紹介
こんにちは
普段MacBook Airを使用しているのですが
最近アップデートがあったのをご存知でしょうか?
いつも通りアップデート通知がきたので夜間にアップデートしたところ
次の日仕事で使うリモートデスクトップアプリに繋がらなくなってしまいました。
色々調べて解決したのですが、原因はアップデートによるセキュリティ強化でした。
プライベートWi-Fiアドレス
今回のアップデートでプライベートWi-Fiアドレスというのが追加されました。
結果これが原因でリモートデスクトップアプリに弾かれていたようです。
アプリへの接続にはMACアドレス(PCの識別番号)を使用しています。
これがプライベートWi-Fiアドレスという機能によってい、簡単に言えば仮面を被った状態で接続先に繋ぎにいっているのです。
Wi-Fiという名前の通り、接続したWi-Fiごとに別の仮面を被った状態で接続先に接続に行くので、接続先からしたら別のPCと判断されるようです。
セキュリティとしてはありがたいですが、今回のようなケースだとすでに登録されているMACアドレスと違うPCと認識されてしまったため、同じ条件下でも接続ができなくなってしまったのです。
プライベートWi-Fiアドレスを解除する方法
この状況を解決するには
設定→Wi-Fiを選択し
接続しているWi-Fiの詳細をクリックします。
そこにプライベートWi-Fiアドレスの枠があり
右上のタブにから「オフ」「固定」「ローテーション」の3つが選択できます。
おそらくアップデート後は「ローテーション」が設定されているかと思います。
今回の事象を解決するのであれば
「オフ」を選択すると
Wi-Fiアドレスと記載されている部分がMACアドレスと同一の値になり接続できます。
もし複数のWi-Fi環境から同一のアプリに繋ぐのであればWi-Fiごとにこの設定を変更する必要があります。
ちなみに
「固定」はそのWi-Fiに対しての仮面を固定するもの
「ローテーション」は定期的にこの仮面も変更していくものです。
今回のようにMACアドレスを使うアプリがないのであればそのままの設定にしている方がおすすめです。
まとめ
接続できなくなった時はリリース2日目だったこともあり
情報も少なく上司を巻き込んでプチ騒動になってしまいました。
OSが大幅にアップデートされる際には慎重になる必要がありますね。
この記事が同じ事象で困っている方に届きますように。
ではまた次回♪