【発達障害の社会性】自分で言うのもなんですが、かなりあります
発達障害の特徴として真っ先に挙げられると言っても過言ではない「社会性のなさ」ですが例外ももちろんあります。
私も例外のうちの1人です。
自分で言うのもなんですが社会性はかなりあります。
後天的に習得したものなのかもともと社会性のある発達障害者だったのかはわかりません。
ただおそらくは後天的に習得したものと思われます。
小さい頃よりも今の方がより簡単に集団に馴染むことができます。
友人もそれなりにいるし恋愛もできます。
初対面で悪い印象を相手に持たれることもそんなに多くはありません。
不特定多数と接する仕事をしていますが相手から信頼されることはあっても拒絶されることは滅多にありません。
それなりに体面を取り繕っているのだと思います。
空気の読めなさも年齢を重ねるとともに学習してそれなりにやっていけるようになりました。
ある種の過剰適応かもしれません。基本的に本能のままに生きています。
その本能をある程度コントロールできるようになったのと実力が追いついてきた事が大きいのではないかと思います。
思いつきで何かをやり始めたとしても途中で投げ出さずやり遂げられるようになった事で有言実行の人とみなされるようになったり…。
自分がはみ出しなものにならない環境を意図的に選んでその中に入り込むようにしているのも大きいと思います。
枠の中にはまって生きることを好む人が多い集団より好き勝手に思い思いに生きる事を好む集団の方が私には向いています。
そう言った見極めやその中での人間関係の構築が上手になったのはやっぱり成長によるものが大きいと思っています。
社会性の障害の例
先輩・同僚・部下に「太ってますね」、「変な服ですね」と外見に関することを突然言う
相手が嫌がっていることを読み取れず、やりすぎる(チャット、メールなど)
他の人の机の引き出しを勝手に開けたり、他の人の物を勝手に使う
物理的な距離感が近すぎる
初対面の人に質問攻めにする
会議でテーマと関係のない話をする
相手の立場によって言葉遣いを変えられない
TPOに合わせた服装がわからない
社会性の障害に対する指導の仕方
見たままを話す、思ったことを行動に移す、過去に言われたことを実行する
→本人に悪気はなく、なぜ怒られるのか、嫌われるのかわからない
→表面的にわかったように見えても、その理由・内容まではわかっていないことが多い
→「人の気持ちを考えろ!」「失礼だ!」「常識で考えろ!」ではわからない
指示する時は「具体的に・短く」を意識する
注意指導の理由は暗黙のルールも含めて具体的に伝える
口頭で分かりづらい時は「文書・図・写真」を併用する
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