わたし×IT=最強説
Facebookで知り合いが紹介していた本。
長女が中学生になり、初めて彼女自身が主体的に勉強をする必要性に迫られている。
親の価値観を押し付けずに、彼女自身がいかに自分のモチベーションで、自分の学びを獲得していくのか。
そこに繋がるような、親が知らないあたらしい価値観、あたらしいキャリア選択について、娘たちがふらっと出会う場や機会があれば。
リケジョという、イクメン的な稀な存在を指す単語が生まれる現状に課題を感じ、女子中高生、大学生にIT分野の楽しさを伝える団体の方々が発信するキャリア本。
リベラルアーツとITは高校大学で広く触れ、考える素材にして欲しかったが、本のメッセージも近しいように捉えた。
特によかったのは、IT分野で活躍する、16人の高校生〜20代のインタビュー。
共通していたのは、学生時代に学校コミュニティ以外の別のコミュニティにも身を置いている点。
地方だとか公立だとかは関係ない。今は、どこにいてもどんな立場でも、コミュニティにつながる機会に溢れている。
私が前のめりになりすぎてはならない、あくまで主役は娘たち。
基盤となるコミュニティに慣れてきたら、外には無数のコミュニティがあることをそれとなく伝えていこう。