#教授の本棚 2冊目
いきなり難しい本に入る勇気がなくて、経済学の先生が書いた新書なら読みやすいかなと思って2冊目に選んだ。タイトルには特に惹かれていない。私は夢とか希望とかいう単語があまり好きではない。なぜ子どもに関わる人たちは夢や希望を持つことを当たり前に良いことのように扱うのだろう。それは良い人生の道標なのだろうか?
そもそも良い人生ってなんだ?他人に他人の良い人生なんて決められるのか?
そんな歪んだ気持ちで読み始めたのだから、前半の希望の概念整理や、子どもたちを対象としたアンケートにはあまり集中できなかった。
後半はこの著者のメッセージが散りばめられていて、読んでよかったなと思った。
子どもたちと、大きな壁の前でちゃんとウロウロできる大人でありたい。