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ゆるミニマリストのひとりごと その11

今日は、友人とランチしようということになり、銀座に行った。

お目当ての天ぷら屋は、一瞬で満員になってしまったので、

スペイン料理屋に入って、パエリアを食べた。

そのあと、銀座ウエストでシュークリームを。^^

満腹。

このままじゃ帰れない。

銀座一丁目まで歩こうということになり、外は暑いから

ぐるぐるとショップを見てまわる。


うーむ。ときめかない。


銀座は、20代の頃からウィンドウショッピングしていた私の聖地。

丸の内線で通勤していたので、会社の帰りに、

東京駅で降りるところを手前の銀座で降りて、

お金もないのに、物欲しげに、ヒール靴でウロウロしていただけだが、

たとえ買えなくても、

ずっと私がときめく場所だった。

なのに、

今日は、なんにもときめかない。

あれ?年のせいかな?と思ったが、

靴屋に入れば、

あー、ああいう靴捨てたなぁ。

食器屋さんに入れば、

あの食器はメルカリに出したんだっけ。

洋服屋も然り。

捨てたことを思い出す。

これは、ミニマリストに憧れている私には大変喜ばしいことなのだが、


なんか、ね、

もう、ね。

楽しくないじゃないの!

そう思っていたら、

隣にいた友達が洋服を試着している。

いつもはユニクロしか買わない友人が、少し高価なワンピースを楽しそうに試着した上、

私がよそ見しているうちに

買っていた。^^

帰途友人は買うべきだったのかな?と言いながら、嬉しそうだった。

私に買うべきか相談されたら

「やめとけば」って言っていたかもしれないなぁ。

正真正銘ミニマリストになったら、もっと
ときめかなくなるのだろうか?


やっぱり、

ゆるミニマリストぐらいでちょうど良いと思う私だった。

つづきます。




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