母のガンと闘う

前回は、母が大腸ガンの手術をしたというお話でした。

私は夫と母と弟をガンで亡くしました。ガン患者の家族として失敗したこと、良かったなと思えることを皆様にシェアしたくて書いています。


私と父と弟はガンに対する知識が乏しかったこともあり

「よし!お母さんのガンと闘うぞ!」と思いました。


今思えば、母はガンと闘うつもりはなさそうでしたが、家族の意向を汲んでくれました。


まず免疫療法を北里大学北里研究所病院で治療してもらうことになりました。

日大板橋病院に肝臓ガンの名医がいると聞けばセカンドオピニオンに行き、

抗がん剤治療は少しだけでしたが、まったく効かず‥というか


冬虫夏草やら玉川温泉まで


まったく効かなかった。


でも、母と伊東の温泉でのんびりしたり、目白の椿山荘に泊まったりしたことは、母に「命の洗濯」と言ってもらえて嬉しかったです。


当時北里研究所病院の外科部長から余命も知らされず、家族一丸となって闘わせてくれたのだと思います。私たちに後悔のないように‥と。本当にありがたいことだったと思います。

つづく

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