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【コーチング】サポートしようか?
私はコーチングを生業にしていないが、自分の魂の望みを知りたいという人はいた。
彼女も3年くらい前に、コーチングして欲しいと言われたので、彼女の魂の意志を一緒に導いた。
彼女は33歳。
今日、久々に彼女と話したら
「小学生の頃からの親友に絶交されて、私の中では大きな事件でした」
と言うので、
「魂の意志やってる?」と訊いてみた。
「はて?なんでしょう?」みたいな返答だったので、
「おかあさんのように」と私が墨をすって色紙に書いたよね?と
訊いたら、とぼけていた。
私はひとしきり喋ったが、彼女は、まったく話をきいている様子はなかったので、
ブチギレていたら、
彼女が帰ったあとで、うちのスタッフがこう言った。
「魂の意志を教えたからこそ、すんなりわかったんじゃ意味がないよ。
ぴもみちゃんは優しいから、転ばぬ杖を渡しているつもりかも知れないけど、転んでなんぼの杖なの」と。
私は笑うしかなかった。
私の教えていることは、
山の崖に、ものすごーく長いハシゴをかけてあげて、ここから登れば、山頂まですぐだから、直登で行きなさいと言っているようなもので、
みんなは
「何言ってんだ?この人。こんなハシゴ怖くて登れるわけないじゃん。
私たちは、ゆるい傾斜の山道を歩いて行きます」と思っているんだよね。
しかし、
そっちのゆるい傾斜の山道は、けもの道だからね。蛇も熊も、虎さえも出てくるよ。
ま、どっちも怖いけどね。どっちに行ってもいいと思っているけど、
これだけは言えるんだ。
例えば、貧乏で魂の意志を知らないで生きる人は、苦労するけど、
貧乏でも魂の意志を知って生きている人は、幸せなんだよ。
今日私が学んだことは、
みんなに各々の魂の意志を伝えただけでは駄目なんだ。
ちゃんと私がサポートしてあげないと、みんなはハシゴを登れずに、結局、ゆるい傾斜の道を歩くしかなくて、痛い目に遭っているんだな。
つづきます。