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高卒採用は高校生の意思決定スケジュールを押さえる!
高卒採用の重要ポイント!高校生の意思決定スケジュール
これまで、高卒採用を成功させるには、学校のキーパーソンを意識する必要があることをお話してきました。そして今回は、それと同じくらい重要な「スケジュール」についてお話します。
とは言え、私がお話しするスケージュールは、ネットでググれば出てくる「採用スケジュール」のことではありません。
お話するのは、応募に向けて学校内で進められる「応募先企業を決める、高校生の意思決定スケジュール」のことです。
応募する企業を決める、生徒の意思決定スケジュールは、あまりオープンにはなりません。
しかし、ここを押さえなければ、キーパーソンへのアプローチも空振りに終わります。
高卒採用~企業選びは解禁日には終わっている?!
高校生の採用スケジュール、解禁日は毎年7月1日です。この日をもって、求人票が公開され、高校生の就職活動が始まります。
でも、これって求人票が公開になるスケジュールであって、高校生が応募先企業を決める意思決定のスケジュールではありません。
多くの学校では、7月1日の求人票の公開前までに、応募先企業を決める進路指導を行います。なぜなら、その後のスケジュールが極めてタイトだからです。
7月1日に公開される求人票を待っていては、その後に続く「三者面談(7月中旬~)→応募前職場見学→意思決定→校内選考→応募先企業決定→応募書類作成→書類発送(9月5日受付開始)→面接練習→採用選考(9月16日~)」をクリアすることができないのです。
なので、高校生の企業選びは、7月1日の解禁日(求人票公開初日)には、ほぼほぼ終わっています。言い換えれば、「高校生は、6月30日までに応募先企業を決めている」ということです。
これが、高校生が企業を選ぶ意思決定のスケジュールです!
では、「どうやって?何をもとに?」企業を選んでいるのでしょうか?答えは、簡単です。
前年の求人票
解禁前に企業から入手した情報
この2つをもとに進路指導が行われ、高校生は企業を選択~意思決定しています。意思決定の時期は、就職する生徒が多い工業高校ほど早くなります。
この事実を踏まえれば、企業は7月1日までに、学校のキーパーソンに対してアプローチを済ませておかなければなりません。
逆に言うと、7月1日までに「1と2」を済ませておかなければ「時すでに遅し!」、生徒の選択肢にはなり得ないということです。
では、「いつ」アプローチすれば良いのでしょうか?
それは、また次回に!