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親子で初登山。3歳半の双子たち、登頂はいかに?!

広島県北の山間地で、フィジー人夫と6歳長男、3歳双子の次男三男と暮らしているyumiです。先週末、お隣広島県安芸太田町にある「深入山」という山に初めて登ってきました!普段、幼児たちを集めて自由に遊ぶ「おさんぽ会」主催者さんが、小学生向けに企画してくれた機会です。

子どもたちはみな、登山は初めて。子どもにも登りやすい山、とは聞いていましたが、まだ3歳の双子ちゃんたちはさすがに難しいかもね~と言われていたので、登頂は期待せず、途中でお弁当食べて戻ってくるのでもいいや!という気持ちで、参加してみました。

私も、登山なんて何年ぶりか!子どもが生まれてからは記憶にないので、かれこれ6年以上は登ってないです。着いてみると、森や林があまりない、原っぱのような見通しのよい明るい山で、これなら登れそう!と一気にワクワク感。登る道や頂上が見えていると、なんとなく楽に行けそうな気になります。高さ1000メートル以上あるので、それなりに距離はあるはずなんですが(笑)

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さあ、出発!スタートする前、一緒に登る大人から「よーし、がんばろうね~!」と声をかけられた次男坊は、「オレたち小さいけえ、のぼれん。」と答えてましたが。どうなることやら。

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出発して間もなく。こんな感じの見通しよい道です。この時点で、もう一人の3歳児、三男坊の姿は見えなくなりました。小学生や年長くらいの大きいお兄ちゃんや他のお母さんに、どんどんついて行ったよう。おーすごい、どこまで行くか?!一方次男坊は最後尾。私はこちらとゆっくり行こう。

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わー、きれいな花!なんて、道中現れる珍しい植物や虫たちを眺めたりしながら、ゆっくり登ります。

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「アリさんが穴に入っていったー」と、土をほじくり返したりしながら。

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まあまあキツイ登り道になってくると、ますますゆっくりになったり、弱音を吐いたりしてきました、次男坊。でもなんとか登り続けます。三男坊の姿は、相変わらず見えません。ずっとついて行けてるのかなー。

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なんだかんだ、もう頂上に行ったほうが近いよ!というところまで来た次男坊。「つかれたー」「きゅうけーい」と言うところを、「わ、なんか面白いものがあるよ!」「あそこの石まで行ったらおやつにしよう!」などと調子に乗せながら、おやつを小出しにして励ましながら、登ります!(笑)

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あとちょっとで頂上!見えてるよ!最年少の2歳の女の子は、途中からお母さんにおんぶされて登っています。お母さん、凄すぎます!!!

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ほら、看板だよー!!!ここから地味に長いのだけれど!(笑)そして地味にグダグダMAXで、全然進まないんだが!なんとかあと一息!

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やったー!頂上まで登れました!!!360度ぐるっと見渡せる、見晴らしです。登頂は期待していなかったので嬉しいー!!!

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「オレたち、小さいけどやったぜ!」の次男坊。

ちなみに三男坊とは頂上で再会。聞くと、泣き言一つ言わず、出会う他の登山客に元気よく挨拶しながら、お兄ちゃんたちにしっかりついて登りきったとのこと。ひえーやるじゃん三男坊!きっと手をつきながら登ってその手で触ったのでしょう、顔が泥だらけの兵士のようで(笑)余計にたくましくなった気がしました。

そういえば、公園の遊具なんかでも、ちょっと難しいのでは?というものも果敢に挑戦していく三男坊で。それに対して次男坊は「ぼくはいかなーい」「できんけえー」などと言って砂遊びするとか、自由に超マイペースに行動する。いやー双子の性格の違いが出ました、今回の登山。でも登りきった次男坊、よくやった!

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お弁当食べたあとは、さあ、下山です!

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登りとは違うルート・・・「あっ!あのイチゴだー!!!」と、いつかのおさんぽ会で出会ったモミジイチゴを発見!帰りの道にはこのイチゴがたくさんあって、歩いては食べ、で進みました。

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こんなゴージャスな花も!

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帰りもおんぶのお母さん・・・凄すぎです!!!

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帰りの道の途中には山水が出てくるところがあって。この水が、本当に美味しかった!空になった水筒に、水を補給します。

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帰りは気持ちの良い森の中を歩きながら。距離はあるけどわりと緩やかな道を、子どもたちも元気よく下って行きました。

山を選べば、3歳半でも登れる!と発見でした。6歳長男坊も含め、よくがんばりました!

私は以前、これよりもっと険しい、大人でもキツくて息が上がるような山を、4歳児と一緒に登ったことがあるのですが。そのときは4歳児が先頭きってヒョイヒョイ登っていて。「あの子一体なんなんだ・・・!」と参加者の大人たちで驚愕しながら、ハアハア言いながら登った・・・という思い出があります。子どものパワー侮ることなかれ、ですね。今回の子どもたちも、下山してからまだ鬼ごっこで走り回っていました。すげー。

ちなみに、今回最後尾次男坊組は、登り1時間半、下り2時間弱?くらい。今回一緒に参加した、この山を登り慣れている小学校高学年の男の子たちは、25分で登頂したらしいです。ひえええ。

そのうち一人のお母さんは、今回最後尾のチビたちに付き合って登ってくれたのですが、「いつもは一心不乱に頂上目指していく息子たちについていくのがやっと。今日はのんびり、花とかカエルとか尺取虫とか、いろいろ楽しみながら登ることができてよかったわー」と言ってくれました(笑)

そうか。高学年ともなれば「どんだけ速く登るか」みたいなところに燃えたりして、登山の視点が違ってくるのかも。それもまた面白いけど(笑)。ペース合わせたりおだてたり励ましたりしながらの登山になるけど、気ままに散歩のようにいろいろ見ながら登るのは、小さい子たちの特権かもね。

年齢に応じた楽しみ方があるよなーって、思ったのでした。そう思うと、子どもたちが小さいうちにまた、登ってみたいなあ。そして続けていると、同じ山でも成長の過程が見えるのかもなあ、と思ったり。親子登山、面白い!また一つ、楽しみなことが増えました^^)


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