藍手鑑帳とは色見本みたいなものだろうか。
後でじっくり加筆するか、それともそのままか...。ひとまず、備忘録として残しておきます。
久しぶりに美山町を訪問
... 訪れるキッカケとしては、
同じく美山町の「美山かやぶき美術館」にて開催されていた「民藝を想う」という展示を観に行くことから始まる。「赤穂ギャベ」のメンバーに兵庫県民芸協会に属している方もいることから、いろいろ民藝界隈のご縁が増えてきているんだけれど、今回もその流れになる。
美山かやぶき美術館の2階の窓からは、隣の家屋「郷土資料館」が見える。
美山は、僕の自宅からは車があれば1時間ぐらい、僕は車を持っていないので、JR園部駅まで(30分ぐらい)電車で行ってピックアップしていただき、車で30分ぐらい。どっちにしてもやっぱり近いー。数年前、レストランの仕事に関わることもあるので、「観光農園 江和ランド」という施設で鹿の解体を見に行くことがあったり、僕の友人の家(別荘か?)も美山にあるので、比較的身近な場所だったりするが、かやぶきの里をゆっくり訪れるのは初めだったかも知れない...
ちいさな藍美術館を初めて訪れましたー!
そして、「かやぶきの里」にある一軒家。新道弘之さんという(藍)染織家の方の工房(北工房)であり、美術館としてこれまで収集された染織物が展示されている場所を訪れた。
新道さんの身内の自宅の蔵に部屋を敷き詰められる量の赤穂緞通を所有されているということから、すでに赤穂ギャベのメンバーと面識もあって話が弾む。染や織に関わる人は同じ視界があるようで、いつも数百年単位での話題になる。今生きているということは、その歴史の一つという肌感だろうかと思う。
1階の工房(新道さんの北工房)
新道さんは藍染専門(紺屋さん)というお仕事というよりも、作家さん。
2階の藍美術館
新道さんが、国内外の旅先で出会い収集された藍染のコレクション。
Antoine Janotの染色カラーブック(色見本帳か...)
新道さんから紹介されたので、そのまま紹介しておきます♪ 18世紀前半、南フランスで染色業を営んでおられたAntoine Janot(アントワーヌ・ジャノ)の染色レシピを、進藤さんのご友人が書籍としてまとめ上げられたといこと。
冒頭写真(藍手鑑帳)の説明が「ちいさな藍美術館」のFacebookにあった。
藍手鑑帳(手板紙)
寝床で発酵中の蒅に水を加えて、掌上で竹ベラで揉み、和紙の上にスタンプのように押し、これを陽にかざして透視することにより、蒅の発酵過程を鑑定する方法を手板法と呼びました。かつては、取引の際に値段を決めるためにも重要な役割を果していました。
藍手鑑帳 滋賀県の紺屋に保管されていた資料 明治時代
Testing paper
This was used to judge and proof the condition of indigo fermentation process.
Shiga Pref. Japan 19C~20C
僕のnoteは自分自身の備忘録としての側面が強いですが、もしも誰かの役にたって、そのアクションの一つとしてサポートがあるなら、ただただ感謝です。