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なんで友達でいてくれるの?って聞かれた話

もう長い付き合いになる友達がいる。
ここでは仮に花ちゃんと呼ぼう。

出会ったときはお互いにランドセルを背負っていた。同じ中学、高校を卒業し、そこからは別の道へ進んだ。

その間ずっと仲良しこよしだったわけではない。ちょっと距離を置いたこともある。SNSで繋がっているから状況は何となく知っている。それくらいの繋がりをキープしていて、何がきっかけだったか、最近また年に数回は会っている。

先日、花ちゃんとお茶しに行ったときのこと。
「小波羅は私と友達でいてくれて凄いと思う」というようなことを言われた。

確かに花ちゃんは気分屋だったり考え方が極端だったり、たまに「えっ」て思うことがある。過去にされたことで傷ついたこともあるし、それは本人に直接クレームを入れた。笑

だけど、私にとってそれらは些末なことなのだろうと思う。大抵のことは「あー、花ちゃんだもんね」で済ませられる。人より忍耐強いタイプかもしれない。

では何故離れないのかというと、たぶん花ちゃんは私の嫌がることをしないから。私の好きなものを否定したり、嫌いなことをやれと言ったり、どうにもならない現状に正論でもって論破してきたりしないから。

味方でいてくれるなっていう安心感というか。
気の置けない友達と呼んでもいいだろうか。

また次に会えるのが楽しみだ。
できればドタキャンしないでね(花ちゃんの脳内に直接語りかけたい。

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