【e-Tax】徴収した源泉徴収税の納付の手続き/はじめての事務作業の記録
私は2024年7月に株式会社を設立した者です。
この2024年12月に初めて、社外の方(個人)に報酬の支払いをし、その際に徴収した源泉徴収税(売上の10.21%)を1月10日までに管轄税務署に収める必要がある状況です。
はじめてe-Taxを用いて納付する手続きをするので備忘のために記録します。
前提として、会計ソフトはfreeeを使用。
e-Taxのアカウント?的なものは、法人設立時に作成済みです。ログイン後の流れについての記録です。
freeeのこちらを見ながらの手続きです。
https://support.freee.co.jp/hc/ja/articles/204373684
1. 会計ソフト上で、預かった源泉徴収所得税分を確認する
仕訳を確認したところ、税抜6万円に対して10.21%の6,126円の源泉徴収を行っておりました(確認終了)。
freeeのヘルプページを再度確認します。
freee人事労務を使えばe-Tax上の申請でそのまま使えるフォーマットを出力してくれるようですが、私は会計freeeの「ひとり法人プラン」に付帯する無料のプランを使っているので、freee人事労務上で完結することはできませんでした。
なのでe-Taxにログインし、e-Tax上で手続きを進めます。
2. e-Tax上で手続きを進める(作成・提出)
外部の方向けの支払いは「給与所得・退職所得等の~」ではなく、「報酬・料金等の所得税徴収高計算書」が正しいようです。
まずは提出先税務署等を入力します。自社の管轄税務署を選択するだけです。
続いて、
・納期の区分(=いつ発生した分の納付か)
・対象になる報酬の区分
を入力(選択)します。
この報酬の「区分」が良くわからず、ネットで再度調べてみると以下のPDFにあたりました。
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/gensen/keisansho/pdf/25-06.pdf
今回の講演は以下の通り「01」にあたるようです。
ちなみに、e-Tax上の申請書作成画面の右上「記載要領等」のリンクからも確認できたようです。若干遠回りしました。
次のページに進むと、具体的な徴収金額について記載を求められます。徴収した人数と金額、税額を記載し次に進みます。
さらに進むと、送信画面になります。
内容を確認しOKであれば進みます。
税理士さんや社労士さんが代わりに入力する以外は、添付書類は不要なようです。そのまま送信します。
3. 源泉徴収税の納付
先ほどのe-Taxの画面で「受信通知」をクリックすると、以下の内容がきちんと送信されたことを示す内容(ページ)が表示されます。
その画面をスクロールしていくと、そのまま納税の手続きの案内が出てきます。
(ペイジー支払に対応した)口座から直接納付する「電子納税」のほか、「スマホアプリ納税」「クレジットカード納税」も選択できるようでした。
弊社ではGMOあおぞらネット銀行を使用しているおり電子納税に対応しているのと、極力、税金が発生したタイミング(税額が確定したタイミング)と納付のタイミングがずれないようにしたいので、電子納付を選択します。
電子納付は、金融機関一覧から選んで手続きを進めるだけです。
なおGMOあおぞらネット銀行は、「さ行」の欄(「じ」扱い)にあるので注意です。
その後は、そのまま進むと自動で納付に必要な情報が入力されるので手続きを進めていきます(「有効期限」は納付期限ではないので注意)。
以上で完了です。
次は:給与所得の源泉徴収税の支払い
次は納期特例で支払いを延期していた給与所得の源泉徴収税の支払いを行います。社外の方に支払った報酬の源泉徴収税の納付が1/10締切ですが、納期特例でおさめる半年分の納付期限は1/20なので、少し猶予があります。確認しながら進めます。