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4月から「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律」が施行されました。みなさん知っていましたか?

これは、女性支援に関する法律のもともとの立てつけが「売春防止法」という古い法律のままで、現代の多くある問題、若年女性の問題(虐待、性被害、妊娠等)や女性の貧困などに対応できなかったために、法改正の動きがあり、新たに新しく女性全体を支援する法律に変わったものです。

なぜこういった女性を支援する法律が必要なのでしょうか。

それは社会構造の問題として、まだまだ女性が不利な立場にならざるを得ないところがあり、個人の力ではどうしようもないことが多々あるからです。
どんな問題があるのはか、日本のジェンダーギャップ指数が先進国ではワースト1位ということからも見ることができます。

政治や経済分野(決定権を持つ層)に女性が少ないということは、女性の声が反映されない、ということです。それは、女性が一旦社会人のレールから外れると、男性以上にもとの生活に戻ることが難しいを示しています。そして、問題はそういったことがすでに国民全体の“無意識下”になってしまっている、ということです。「なんとなく生きにくい」と感じているその先に、このジェンダー問題が潜んでいることは多くあります。
未だに、地方の女子学生で優秀であっても地元から出してもらえない、という声は聴きますし、学生の相談からも「弟に大学に行かせたいからお姉ちゃんはあきらめてと言われたんです」という声があったりします。
そういった、ごくごく日常の中にある「あれ?」と思うことが、つもりつもって「息苦しさ」や「生きづらさ」につながっている現状を、支援現場でたくさん見てきました。

今回の法律は、まだまだ未整備なことは多くありますが、女性全体への支援と私は前向きにとらえています。この法整備により、女性の総合相談的なLPができました。
それが「あなたのミカタ」です。

コンテンツとしては、まだ不十分なところも多いですが、女性全体がまずは認知していくことが大切かなと思います。
ご覧になってみてください。

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