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英語圏じゃない留学ってどうなの?ロシア留学体験談

Дорообо!(ドローボ!):サハ語で「こんにちは」という意味です。

Всем, привет! Давно не виделись.
У вас как дела?  Что нового?
読者の皆様、お久しぶりです!
前回の投稿から1年半も経過してしまいました・・・😅(ゴメンナサイ🙏)


今年7月で2年間のロシア生活に区切りをつけました。
これから自分らしく生きるため、働くために
心機一転、中途半端であった「noteに留学体験談を発信してみること」
を続けようと思い、再開に至りました。


どうか、今後も温かく見守っていただけると嬉しいです。☺️🫶


(ロシア国費留学制度に関するリンクを一部訂正して、PDFを開けるようにしました。10.23更新)


再開のご挨拶

改めまして、読者の皆様、サハの女です。
サハの女はこの留学日記をはじめるにあたりつけた “コードネーム”
であり、普段の愛称は、コンちゃんです。
コメントするときはお好きな方で読んでください。(笑)

このブログは、ちょっと人とは変わった生き方をする「わたし」の
人生の体験談
をつづります。

よかったら、休憩のひと時に、朝起きた時に、寝る前に、移動の合間に
ちらっとのぞきにきてください。
もし記事が気に入ったら、
いいね❤️ボタンや、コメントを残してくださると、
ブログの励みになります!!😊


シベリア・イルクーツク地方のバイカル湖(世界一深い湖)で撮影
2024年2月上旬。湖が凍っている時期の定番の写真スタイル。


さて、今後の記事のテーマは大きく2つです。

  • 人生2度のロシア留学体験談(語学&研究留学と正規大学院留学)

  • ほぼ無料で勝ち取る海外留学(研修)の方法


2つ目のテーマを具体的に示すと以下のキーワードを使った記事を
書きたいと思います。(有益な情報なので、無料+有料記事の予定です。)


高校生コースと大学生コースがある。
2024年10月22日現在でこれから大学生17期の応募が開始され、全3コース250人採用予定。


ロシア各地域の都市とクォーター制度で入学できる大学がある都市。
画面のQRコードを読み込むと最新の海外大学、大学院の奨学金制度が記載されている!!
2021年度ではあるが、クォーター制度について詳しく書いてある。全編英語であるため、英語に不安な人はサイトのGoogle日本語翻訳を使って読んでほしい。

上記のテーマは、
海外留学や異文化交流に興味を持つ学生
(高校生、高専、短大生、大学生、院生・・・)とその親
に関心のあるテーマだと思うので、ぜひ、フォロー宜しくお願いします。✨


【ロシアに2度留学した経緯を簡単に紹介】


1.なぜロシアを選んだのか?

ズバリ「トビタテ留学!JAPAN」と「ロシア国費留学奨学生」
に合格したから。

これに尽きます。


・・・・・・。え?どーゆーことですか・・・??

そう思ったあなた! 正解です。これでは、答えになっていませんよね。

真面目にお伝えすると、
1度目の留学は、学部時代に民族・文化の研究するために、
サハ共和国を研究対象としたため。(コロナ期間を含む1年間)

上:北東連邦大学(ヤクーツク市)
下:ロシア地図で見たサハ共和国の位置と共和国国章


2度目の留学は、ロシア北極圏の環境問題
(大規模な森林火災や永久凍土の融解)
を学んで、問題の改善につながる研究したいと思ったから。

ロシア北西部の都市アルハンゲリスク市の北方(北極)連邦大学

しかし、この答えはあくまで表向きで、ノリと勢いと、ぶっ飛んだ発想で留学を決めた裏のお話も別の記事で書きたいと思います。(笑)


2.留学生活でのリアルなエピソード

心からよかったと思えることは、

困った時に相談できる、一緒に楽しめる
かけがえのない心の友や仲間、家族(友達の家族)と出会えたこと


だと思ってます。


どうしても、日本人が0の街や日本人が1桁台の地域に行くと、
孤独を感じる日々であったり、自分の文化についてあまり理解されない。
ことが多々あります。

そんな時に、日本語を話せて、日本の文化に精通しているサハ人や
英語が話せて国際的な感覚を持つロシア人との交流は
心の拠り所でした。
また、ロシア語しか話せなくても、共通の趣味があったり、同じバイブスを持つ人とはすぐに打ち解けて、言語の壁を超えて仲良くなりました!

困った時にいつでも、すぐに、相談できる知人や友人をたくさん持つことは、異文化の地で生活する上で、とても必要なことであると、
3年間の留学生活を振り返って痛感します。


3.ロシアの人々の温かさ

上記の「留学生活でのリアルなエピソード」からロシアの人々の温かさを
感じてもらえたでしょうか。

例えば、印象的だったのは、2019年8月9日にヤクーツク市で開催された「世界の先住民国際デー」で少数先住民族のエヴェン人の女性から、
30ルーブルの民族伝統菓子を50ルーブル払って、お釣りを渡さなかった時のことである。
ロシア語がわからない外国人に対して詐欺をおこなったエピソードを
サハ人の友人に話すと、
「それは、おかしい、最低だ!」
「同じサハ共和国にすむ住民として恥ずかしい!」
「困ったことがまたあったら報告してね!!絶対だよ!!」
と伝えてくれる優しさをもらいました。👏👏✨

後日談で、この詐欺エヴェン人には、その場で
「お金足りないから、お釣り渡しなさい!」
ということを英語とジェスチャーで訴えて、お釣りを手に入れました。(笑)

このように、ロシアの人々は仲良くなると情に厚い人がとても多く、日本人と通ずるところがあります。

例えば、

  • 人見知りな人が一定多数いる。

  • 律儀な人も割といる

  • サハ語は、話し方が強くないので、日本人と話す時の安心感がある。

サハ人、ロシア人、中央アジアからの移民に関する性格の違いは、
また別の記事で。
留学中のエピソードもたくさん出しつつ、お伝えしたいと思います。

4.ロシア留学のメリット

  • 日本のファンが多い (日本人であることからチヤホヤされること多め)

  • 新しい価値観とのご対面(寮での相部屋生活や大学生活が、刺激になる)

  • ロシア語の伸びが早い (アウトプットに勝るものなし)

  • 現地でしか手に入らない情報や体験できない経験がある(サマースクールやインターンシップの専門的な学問の講義、実習)

  • 国境を超えて友人が増える(ロシア人、サハ人に限らず、中国人、韓国人、インド人など)

  • 日本人の口にも合う料理が多め(ロシアママの自家製料理最強説!!)

  • 物価安め、学費高すぎない (物価は、首都モスクワで東京都と同等か、少し低い印象。ロシア南部、中部は物価が安く、北に行くほど高くなる。)

  • フリーランスとして自分で仕事を確立しやすい。(学生でも稼げる)

  • 割と治安良好!!(銃社会のアメリカのような危機感はない)

ロシア国内の「治安」について補足すると、
日本の東京や大阪よりも治安がいいです。
都市部や農村部など場所にもよりますが、夜散歩で出歩いても、
あまり身の危険を感じたことはありません。
ただ、女性一人の夜の外出は危険です。(と、現地の友人に言われました。)出歩く際は、明るい時間帯(日中と白夜)で、現地の人と2〜3人以上で
行動することをオススメします。
身の安全のためです。


ロシアの留学のメリットも具体的な留学体験談と合わせて後日記事にしようと思います・・・♪



5.ロシア留学のデメリット

  • 寒さの耐性が必須 (マイナス20〜50度は覚悟)

  • ロシア語の壁 (留学前のロシア語の基礎は割と必須。)

  • ロシア語の話し方やロシア人の性格に慣れおく(後からビビる)

  • 2024年現在、日本のクレジットカードや送金ができない(泣)

  • 日本人へのアニメ文化から得た偏見で接されることが多い。

  • 日本語をちゃんと話せる人が少ない (ヤクーツクは多かった)

  • 英語できる人が平均的に少ない。(日本人の英語できない人の方ができる)

  • そもそも未知の地で不安要素多め。

  • 現在の情勢の中で留学することは、強くは勧めない。

上記で挙げたデメリットに対する解決方法ものちに記事にします!
特にロシア留学を考えている人向けに、現状の送金、お金に対する不安点の解決方法をまとめたいと思います。よければご参考にしてください。

このNoteで伝えたいこと

  • ロシア留学は、決して楽ではないが、得られるものは大きい

  • 英語圏の留学を検討している君へメッセージ

  • 今後のNoteで発信していくこと(ロシア留学体験談、ロシアの食文化、観光地紹介など)


ロシアでの留学生活は、すべてが楽しい思い出ではありません。
理不尽にロシア人に大きな声で怒鳴られたり、信頼していた家族から急に家から追い出されたり、辛く苦い思いも経験してきました。
でも、この2年間の留学生活は決して無駄だったとは思いません。
なぜなら大切な友達や仲間と過ごしたかけがえのない日々があるからです。


「英語圏への留学が全てではありません。」

私も大学入学当初は、英語圏の留学(アメリカ、カナダ、オーストラリア)だけを目標に英語を勉強していました。
英語を話すにはネイティブがいる環境は、異文化交流にもなるし、
飛躍的な語学力向上にもつながると考えていたからです。
しかし、現実は甘くありませんでした。


大学で英語圏の交換留学できる協定校が日本人留学生を受入していない。
英語圏の留学に生活費がバカ高い。
競争率の高い奨学金争いから負ける。
英語力がそもそもIELTS 5.0 overall 止まりだ。

中学高校では英語はできる人だったのに、いつしか、
留学の夢は遠のいていく・・・。
そんな焦りを大学1年生の頃からずっと思っていました。

そんなとき、サハ共和国から来ていたサハ人のダンサーと
ロシア人のオーケストラの団体と出会いました。
そして、カナダに留学したいという同じ夢を持つ心友とも出会いました。
彼らとの出会いは、唯一無二の留学計画を完成させて、トビタテから
給付奨学金を支援していただき、留学するという夢を実現できました。

私はこの時の経験から、英語圏への留学が全てではないと悟りました。
もちろん、キャリアや最先端の知識や技術を学ぶなら、アメリカやイギリスの方が遥かに適しているのは事実です。

ですが、留学して、自分の殻を破りたい。海外で自分に挑戦したいと思う人こそ、英語や現地語を駆使して一歩、日本の外に出てみる。その行動が大切なんだと実感しました。


今回の記事では、ロシア留学の魅力や、私が経験したことを中心に
お伝えしました。
ロシア留学、海外留学に興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。


今後も、「ロシア留学」に焦点を当てながら
様々な情報を発信していきますので、どうぞお楽しみに!!

コメント欄で記事の感想やロシア留学に関する質問をお待ちしております✨
※ウクライナ情勢や政治に関する問い合わせは一旦ご遠慮ください。

Спасибо за посмотор! Всем, пока! пока!
(スパシーバー・ザ・パスモートル! フシェム、パカ! パカ!)


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