【聖地巡礼】三好3-7って?どこにある?生まれたころは?
みなさんは「三好紗南」さんをご存知ですか。私は担当じゃないのであまり詳しく知りません。Pa属性の14歳で出身は香川県、誕生日は6/25でところかまわず各種ゲームが好きというくらいしか分かりません。あとかわいい。
でもぼくは、そんな彼女のことをもっと知りたい。実は、そんな三好紗南さんを存分に体感できるスポットが都内にあると聞き、行ってきました。
東京都江東区
三好3-7
~この記事は江東区三好の話であり、どうにか三好紗南さんにこじつけられないかと思っています~
三好3-7はどこにある?
https://goo.gl/maps/eLPJM1g5pQ5YsPgt7
三好3-7は東京都江東区の左腹部くらいの位置にあります。最寄り駅は地下鉄清澄白河駅で、駅から歩いてそんなに時間はかかりません。近所には清住庭園や木場公園があり、川にも近い街になっています。
半蔵門線の押上方出口から出るのがRTA的に早いです。出口の目の前には道路地図があります。江東区内は地図の看板が多くて便利です。
三好3-7を発見しました。
三好三丁目の交差点が見えたら、そこはもう三好3-7です。
三好3-7には「三好三丁目-7」という看板が多数あり、ここが三好3-7であることをめっちゃアピールしています。街区表示板ですね。電柱の住所表示があれば完璧だったのですが、どうも発見できませんでした。
三好3-7にはTOKYOBIKE TOKYOというお店があり、カフェが朝っぱらより営業してます。三好3-7トークをするにはうってつけの場所です。そんな範囲の狭いトークある?
三好3-7が生まれたころは?
さて存分に三好3-7を感じましたが、まだ彼女をよく知ったとは言い難いです。そこで、三好のことを詳しく知っているところに向かいました。
江東区立深川図書館です。三好からも歩いてすぐのところにある深川図書館では、郷土資料室といって江東区に関連する書籍資料を一部屋にまとめています。そこで私は三好が生まれたころを調べることにしました。
「三好がいつ生まれたのか」はかなりはっきりしています。中川屋佐兵衛、堺屋次右衛門、斎藤屋伊左衛門の3人がここに町屋を建てたのが1701年。三人で街を作ったことを由来として1703年には「三好町」と命名されてます。
なぜはっきり年が判明しているか、ここは最新の埋め立て地でした。
元々江東区のあたりはほぼ海で、隅田川や中川の河口としてぽつりぽつり島がある程度でした。徳川家康が江戸に入って以来、特に関西方面からの移住者が急増したこともあり中心部に近いこの一帯を江戸期には断続的に埋め立て繰り返しました。海とは言っても湿地や干潟のイメージで浅い土地です。
江戸時代の埋め立て事業には塵芥、つまりゴミ処理が大きく関わります。元来よりゴミを集める仕事はあり、江戸市中より船で集めて生ごみは沿岸の百姓に売り、使えそうにない瓦石は海に捨てていました。段々とわざわざ海に運んで捨てるのも面倒になってゴミを船で積み込みする際に使えないものをその場で捨てたりした結果江戸の水路は船が通れないほど埋まってしまいます。そこでのちに「芥改め役」となる人たちが市中のゴミどころか水路を埋めてしまった分まで回収し江東区方面に埋め立て、その土地を要求します。当時から江東区はゴミ捨て場なんですね。
こうして新しく1698年に完成した埋め立て地が「築地町」で、その土地を町人が買い付けて造成、名付けられたのが三好町だったのです。成立してからは木場として材木関連の商売が行われていたようです。
三好3-7の昔の写真は?
三好が生まれて100年くらいの景色を堪能できる場所があります。
深川江戸資料館です。
ここは三好3-7にほど近い場所にある資料館なのですが、当時の建物・深川の町並みを1/1スケールで再現しています。
家や店舗などが事細かく制作されています。建物だけでなく、小物に至るまで非常に細かい設定が盛り込まれているのでぱっと見狭く感じますが奥はとても深いです。解説員の方が巡回してますので、ぜひとも話を聞きながら歩くと良いと思います。
こういう博物館あるあるとして展示の解説本が受付で売ってるのですが、その設定の細かさや、家に住む人の職業にとどまらず名前年齢や普段の生活ぶりまで小説風に記されており、歴史資料だけでなく読み物としても面白いです。エッA4フルカラー79p500円!?
単純に映えスポットでもあるので、スマホやカメラ片手に写真撮るのもいいでしょう。
三好3-7のゲームスポットは?
そうだすっかり忘れていました。三好紗南さんの話です。三好紗南さんといえばゲームが好きなイメージがあります。ゲームセンターで遊ぶカードもありますよね。
残念ながら三好3-7にゲームセンターはありません。というか清澄白河駅周辺でゲームセンターってないんですよね。地下鉄で錦糸町とかバスで秋葉原まですぐ行けるのでそこで遊ぶことになりそうです……
ん……この冊子は……?
リアル宝探し KOTO GO 謎解き スタンプラリー『時代を旅する謎手形』だ!
謎解きしながら江東区内の各地のポイントを周回するゲーム。なんとこの謎解きキットを購入するとついてくる「KOTOパスポート」を提示すればさっきの深川江戸資料館も無料で見学できます。
この夏は三好3-7にゲームをしながら行こう!
~この記事は江東区三好の紹介記事であり、PRとか案件ではありませんが、区民の筆者としてはみんな江東区へ遊びに来て欲しいと思ってます~
※三好3-7周辺はガチ住宅街ですので、大騒ぎや路上駐車など迷惑になることはやめましょう。
結局、三好紗南さんにこじつけできなかったじゃん。オチに困ったのでスクショ貼って誤魔化します。
お粗末様でした。
参考文献
江東古文書に親しむ会 編纂「町方書上 下巻」江東古文書に親しむ会 (2003)
江東区政策経営部広報広聴課 編集「江東区のあゆみ : 江戸から平成」 江東区政策経営部広報広聴課(2004)
深川区史編纂会/編「深川区史 上巻」深川区史編纂会(1926)
東京都教職員組合江東支部 編「江東の歴史」あゆみ出版(1987)