【Saguruの転職体験記】出会えたら嬉しい!「信用できるキャリアアドバイザー」
こんにちは。Saguruと申します。
たくさんの魅力的な記事から見つけていただきありがとうございます。
私は2024年春から約半年かけて転職活動を行っておりました。決して順風満帆ではありませんでしたが、それなりに充実した日々を過ごすことができたかなと思っています。
今回は「信用できるキャリアアドバイザー」について書いていこうと思います。
はじめに
以前に「信用ならないキャリアアドバイザー」について投稿しました。
自分で言うのもなんですが、随分とネガティブなことばかり書いてしまったなと思います。
悪口ばかり書く輩だと思われるのも嫌なので、今回は反対に「信用できるキャリアアドバイザー」についてまとめてみました。実体験に基づいて書くので個人の主観が多く含まれておりますが、参考までにご覧いただければと思います。
主な対象者
これから転職エージェントを利用しようと考えている方
転職理由やキャリアプランなどの考えはまとまっていないが、転職はしたいと思っている方
「転職エージェントを利用した転職活動」の体験談を見てみたい方
参考:転職エージェントを利用した転職活動の流れ
事前準備
転職目的や希望条件を整理
自身の強みや弱み、職務経歴などを確認
(早ければ)履歴書や職務経歴書、ポートフォリオを作成
転職支援サービスに登録
転職希望時期や希望勤務地、希望年収などを登録
面談予約
サービスへの登録後に電話かメールで日程調整の連絡が届く
キャリアアドバイザーとの面談日時や方法(対面・WEB、電話など)について調整
このあたりで履歴書や職務経歴書、ポートフォリオの作成を終えることが多い
キャリアアドバイザーとの面談
初回の面談では「転職支援サービスを利用しての転職活動の流れ」について紹介されることが多い
転職理由やこれまでの経歴、希望条件などについて確認される
活動状況や求職者のリクエストなどに応じ、選考が進んでいる合間に追加で面談を行うことも
求人紹介
応募・選考
サービスによっては求職者が求人を探して応募することも可能
サービスによっては面接対策や営業担当による企業説明、フィードバックの連携などを行ってくれる
内定・入社
在職中の場合は退職交渉を行う必要あり
必要に応じてオファー面談を行うことも
こんなキャリアアドバイザーと仲良くなろう!
①求職者のペースに合わせて動いてくれる人
転職活動は想像以上にハードです。それまで家事や趣味に充てていた時間を削って動かないといけなくなりますし、「応募書類の作成」や「面接準備」など、ジョブホッパーでない限り滅多にやらない作業に追われます。慣れないことをするので多かれ少なかれ体力的・精神的にも消耗します。
また、転職活動にかかる期間はハッキリと決まっておりません。「3ヵ月以内に終わる人が多い云々」と言われているようですが、選考状況や求職者次第で早く終わることもあれば長期戦となることもあります。
人によっては「希望に合う求人が見つからない」や「『スキル・経験の不足』を理由に採用を見送られた」など、厳しい現実を突きつけられることも。まさに"苦行"としか言いようがありません。
そのような中で求職者の体調やスケジュールなどを配慮して動いてくれるキャリアアドバイザーは非常に有り難い存在となります。転職エージェントのビジネスモデルを考えれば早めに内定を獲得してほしいはずなのにわざわざペースを合わせるわけですからね。仲良くなるに越したことはありません。
反対に求職者の都合を考えずに「応募書類の提出」や「求人への応募」などを急かす人には気をつけましょう。「自身に課せられた目標・ノルマ」のことで頭がいっぱいになっている可能性があります。
少しでも違和感を感じた場合には「少し待ってほしい」と頼んだり「なぜ急かすのか」と尋ねたりすることをオススメします。
②求職者の都合に合わせて定期的に連絡をくれる人
前項と重複しますが、求職者の都合に合わせて電話やメールをしてくれるキャリアアドバイザーは信用できると思います。
キャリアアドバイザーは一人で複数人の求職者を担当していることが多いです。企業によってまちまちとのことですが、大手転職エージェントの場合はだと20~30名を受け持っているのだそうです。
そのような中で求職者の近況を逐一チェックしたり定期的に気にかけてくれたりする存在は貴重です。特に悩みや不安を抱えながら活動を続けている人にとっては嬉しい限りでしょう。
私自身、転職活動中に面接でことごとく落とされる状況が1ヶ月近く続き、食事が喉を通らなくなるほど心が落ち込んでしまうことがありました。
一時は転職だけでなく社会人生活そのものも諦めてしまうほどに陥ってしまいましたが、当時お世話になった"優秀なキャリアアドバイザー"は求人の紹介を一時的にストップしてくれました。それだけでなく2,3日おきに様子を見に来てくれるということも。
そのおかげもあってか、なんとか立ち直ることができ、結果的に内定獲得に至りました。いま思うとこのサポートがなかったら無職になっていたかもしれません。知らんけど。
この手のタイプは電話をかけるにしても事前にメールやLINEで「いつ頃に電話をかけてよいか」を確認してきます。少なくとも唐突に電話を鳴らしてくることはありません。
逆に私が信用を置いていなかったキャリアアドバイザーの多くは「全く連絡してこない」か「求職者の都合も考えずにいきなり連絡してくる」かのどちらかでした。前者はまだいいのですが、後者は本当にタチが悪いです。求職者の状況などお構いなしに連絡を寄こしてきますからね。
コミュニケーションをとることに抵抗のある方にとっては少々苦痛でしょう。しかし、繰り返しになりますが転職エージェントのビジネスモデルを考えると求職者の都合を尊重してくれるのは有り難い話だと思います。そのような方と巡り合った際には是非とも良好な関係を築いてあげてください。
③漠然とした問いかけにもきちんと答えてくれる人
信用できるキャリアアドバイザーは漠然とした質問を投げかけても丁寧かつ具体的に答えてくれます。特に「現状を踏まえてどのようにキャリアを形成すればよいか」といったように個別具体的な質問にパッと答えられる人は信用してよいでしょう。
この手のタイプはもれなく知識量がとんでもないし、要約力もずば抜けています。いい意味で「同じ人間とは思えない」って感じです。すでに人間をやめているかもしれませんがこれ以上は触れません。
「自分の強み・弱みが分からない」「どういうキャリアを歩んでいけばよいか見当がついていない」という方にとっては非常に助けになると思います。もしご縁があってこうした方が担当につくことになったら絶対に良好な関係を築き上げてください。
逆に信用できないタイプは一般的・抽象的な答えしか返ってきません。そして、そういう回答はだいたいインターネットで調べればすぐに出てきます。
もちろん質問の内容によっては調べればすぐ分かることもあるでしょう。なので、キャリアアドバイザーの力量を知りたい方は試しに「自分の強み・弱みが分からくて困っている」といったように"求職者自身の悩み"をぶつけてみることをオススメします。
④ネガティブなこと"も"しっかり言ってくれる人
前回の記事でも偉そうに語りましたが、転職活動においては「自分の市場価値を知ることが大切」と言われています。
そしてその市場価値を知る上で「現時点でどのようなスキル・経験が不足しているか」といった"自身の弱み"を客観的に理解することは非常に重要です(もちろん"自身の強み"も把握しておかなければなりません)。
人材業界に勤めてすらいない文系SEがとやかく語っても説得力がないので、以下にそれっぽいことが書かれている記事のリンクを貼っておきます。興味のある方は是非ともご覧ください。
転職エージェントを利用した転職活動においては求職者のスキル・経験についてキャリアアドバイザーから評価を聞くことができるのですが、信用できるキャリアアドバイザーは否定的なこと"も"懇切丁寧に伝えてくれます。
例えば求職者のキャリアや希望条件に対して「年齢に対してこういうスキル・経験が不足している」や「思い描いているキャリアプランにはこのような懸念がある」といった忌憚のない意見も言ってくれる感じです。
更に優秀な人だと上記に加えて「どうすれば成長できるか」「どういうプランを組めばより希望に沿った転職を実現できるか」といったアドバイスも授けてくれます。まさに至れり尽くせりですね。有り難い限りです。
ここで大事なのは"好意的な評価と併せて事細かに教えてくれる"という点です。
信用できないタイプはこんなことしてくれません。少なくとも私が出会った限りでは「モチベーションを上げるためにポジティブなことしか言わない」とか「とにかくネガティブなことを言って希望と違う求人に誘導する」といったように(程度の差はあれ)どちらかに偏りがちでした。
キャリアアドバイザーとやり取りするにあたっては「ポジティブな意見とネガティブな意見をバランスよく言ってくれるかどうか」といった部分に注視してみてください。求職者から言われないと教えてくれないこともあるので「忌憚のない意見をお願いします」と依頼するのもいいかもしれません。
⑤親身になってくれる人
言うまでもないですが、求職者に寄り添って対応してくれるキャリアアドバイザーは大切です。特に知識が豊富で提案力に優れた人とは絶対に仲良くなりましょう。
私は転職活動をはじめるにあたり、フリーランスに転向することも視野に入れておりました。
転職エージェントに登録するにあたってもその旨を伝えてはいましたが、多くのキャリアアドバイザーの反応は「『転職活動を辞める際には連絡してほしい』と頼む」か「フリーランスになることのデメリットばかりを伝えてくる」のいずれかでした。転職支援を生業としているので仕方ないとはいえ、「なんだかなー」って感じでしたね。
ただ、そんな中で「現状のスキル・経験でフリーランスに転向することのメリット・デメリット」を事細かに説明してくれた上、将来的にフリーランスになることを前提としたキャリアプランを提案してくれる人もいました。
諸般の事情によりフリーランスになることは断念しましたが、活動を終えた今でもこの上なく有り難いアドバイスをいただけて嬉しかったなと思っています。
転職エージェントを利用するにあたっては「キャリアアドバイザーが親身に相談に乗ってくれるか」「悩みや不安に寄り添ってくれるか」といった点もチェックするとよいでしょう。
おわりに
散々語った中で無責任なことを書いてしまい恐縮ですが、結局のところ、安心してやり取りできるキャリアアドバイザーのお世話になることが大事かなと思います。ガチャ要素が強いのでなかなか難しいところですが。
「安心できるかどうか」を判断するうえで少しでもこの記事が参考になれば嬉しいです。
今後も時間に余裕があれば記事を書いていこうと思います。よろしくお願いします。
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