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成功の大小が人によって違う理由

人間の成長は「意識」で決まるという。

野球がうまくなりたいと思っている人は、日頃から野球に関する知識を無意識的に取り込むようになる。電車に乗っていても街を歩いていても、野球に関することを優先的に吸収する身体になる。

その意識の強さが努力の力に直結する。

すぐ諦めてしまう、途中で逃げ出してしまう、それは根性がなかったのではなく、意識の強さが低かったのだ。東大に行きたい願望が20%くらいの人は、20%くらいの確率でしか受からない。

失敗の理由を天性の才能や、環境のせいすれば自分を納得させやすい。努力が足りないからだと、人に言われるよりもよっぽど良い。

しかし、才能や環境は、誰とも交換できない。明日、誰かに生まれ変われることもできない。変えられるのは自分の意識一つだけだ。

漠然とした夢は叶わないと言われる理由もこれだ。

金持ちになりたい!
モテたい!
有名人になりたい!

という夢が叶うことは未来永劫ないと断言できる。

50歳までに貯金を1億にしたい!
年内に10人とヤりたい!
半年で登録者を1万人にしたい!

願望は具体的にして初めて意識が先鋭化し、身体が実現へ向かう努力を探し始める。

漠然とした夢は意識も漠然とするので、身体はなにも吸収しようとしない。そうなったらいいなと思っている程度の宝くじと同じ。実現すると思ってないから、身体は努力に向かわない。当然叶うこともない。

やる気がないものになにかを教えて上達しないのも、好きこそものの上手なれといわれる所以も、全てここにある。

ここまで読んでもいまいちピンと来ない人は、ネガティブなことで考えてみると、意識の正体が見えてくるはずだ。

太ってきたなと感じたとき、人の体型を一番最初に見るようになるだろう。肌荒れが気になれば人の肌に、薄毛が気になり出すと人の頭を最初に見るようになる。

ちなみに私は、人の「おでこ」を最初に見る。ツルッとしたおでこが羨ましく思う。

YouTubeLIVEで自分の顔を見たとき、おでこにふくらみがあることに気づいた。触ってみると、確かになにかそこにある。

これはいつからあったのか。

YouTubeをやっていると、自分の顔を動画で振り返ることができるから、こういうときに便利だ。

2019年頃から、それが膨らみ出してきていたことを突き止めた。

このときからわずかに膨らみだしているのが分かる。

2022年に皮膚科で見てもらった。「粉瘤か脂肪腫でしょう」と言われた。

放置していても命に関わることはないが、自然消滅することはないので、なくすには、切開して取り出す他ないと言われた。

変な腫瘍だったらどうしよう、という不安もあったため、ひとまず安心した。

問題はそこからだ。

「なにかの病気か?」という不安から、「取れるんだ」という方に意識が移ると、途端に人のおでこに目が行く。いいなあ。なんにもなくて。

鏡を見てもYouTubeで自分の顔を見ても、常におでこに目が行く。面白い動画になっているか、より、おでこに目が行く。

脂肪腫は大きくなることはあっても、小さくなることはない。できる原因は不明。耳鳴りにしても肋間神経痛にしても、原因不明の症状は山ほどある。

有吉弘行さんが以前、番組企画でおでこにできた脂肪腫を上野の病院で摘出したという記事を見た。

有吉弘行、おでこ、脂肪腫、上野。

全て馴染みのあるワードだったので、私もその病院で手術することした。

術後どうなったかまた報告するが、そもそも今日は何の話だったであろうか。

無作為に文章を書いているとこのようになる。常に意識を持ってゴールを目指そう。

8割の流儀・鷺谷政明

※手術は7月におこない、傷跡も無事消えました。


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鷺谷政明
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