
ロードサラブレッドオーナーズ 2024年度募集馬 ~馬体分析評価~ 馬体診断×テシオ理論
鷺サラ@管理人です
2024募集馬もいよいよ終盤戦。1歳の11月ともなるとかなり完成形に近づきつつあり、募集馬の評価難易度も上がってくる感じがしています。
さて、ロードサラブレッドクラブの募集馬動画が出ましたので、馬体診断をしております。ご一読いただけますと幸いです。
※今回、テシオ数値の評価について見直しをいたしました。
詳細については、以下のテシオ理論の説明文に記載します。
鷺サラの募集馬評価~バランス診断×テシオ理論~について(以下定型文)
鷺サラが推奨する評価馬の勝ち上がり率は8~9割
低価格帯の馬でもしっかり走り、出資額に対して100%超を達成してくれる馬を見極めるバランス診断と母体から受け継ぐ基礎体力をテシオ理論を活用し募集馬評価をしています。
皆様の募集馬検討の一助になれば幸いです。
鷺サラの募集馬評価~究極のバランス診断~のコンセプト
競走馬は潜在能力×馬体バランス×性格で見極める
競走馬の能力は配合要素のウエイトが高いなかで、なぜ良血で活躍した父母から生まれた子が活躍しないことがあるのか。
これは「馬体のバランス」の良し悪しで本来の能力を阻害したり向上させたりすることがあるからと考えています。
また、性格の要素も大きく関わります。臆病で走ることを好まない馬、性格が荒く言うことを聞かない馬。(これは募集動画では計れないですが…)
能力があってもバランスが悪ければ、性格が悪ければ出走する事さえままならない。
また、このような馬を競争能力なし=0とすると以上を足し算引き算ではなく掛け算で考える必要があります。いくら潜在能力があっても馬体のバランスや性格でマイナスがあれば、無意味になってしまうからです。
究極のバランス診断とは?
バランス診断についての考え方についてはこちらの記事に詳細をまとめていますので是非ご覧ください。
https://note.com/sagisara/n/n9cfcb371a821
~究極のバランス診断~ 馬体分析について
究極のバランス診断の馬体分析項目ですが、以下の6項目で判断しています。
<馬体>
①パーツ
馬体を形成するパーツ(首、飛節、球節、爪など)から判断。
➁筋肉
浅胸筋、上腕筋、トモなどから判断
③成長後
馬の成長した姿を考えた場合から判断
<歩様>
④前後
前肢と後肢の動き
⑤左右
右前左前、右後左後の動き
⑥連動
全体的な体の連動
~究極のバランス診断~ 評価について
各項目の評価についてはBを標準とし、S~Dの5段階で評価をします。
評価基準については「S」がイクイノックスやアーモンドアイなどの、
超GⅠ級の名馬基準です。
当然ながら、すべてが統一してA評価、D評価という馬はいません。
※馬体がSでも歩様がCなんていう馬もいます。
テシオ理論による基礎体力評価(今回記事より変更)
テシオ理論により算出した基礎体力数値を加え、馬体評価と合わせて評価を行いました。
評価手法についてはこちらの記事をご覧ください
https://note.com/sagisara/n/n0e35a8675812
前述のとおり、今回テシオ数値の評価方法を変更いたしました。
その経緯としましては、直近3年の現役馬(現3歳~5歳)の対象馬
7,000頭強に対して、どのテシオ数値の馬が活躍しているかをプロットして確認してみました。

横軸がテシオ数値、縦軸が獲得賞金となっており、グラフのとおり50以上の高い数値を持つ馬が獲得賞金が高い(G1勝ちの可能性を秘めている)ことがわかります。そして特に60~85の数値を持つ馬が、安定的に活躍できそうだというのが見て取れます。
このグラフについては3世代確認いたしましたが、ほぼ同じ形になっていました。
しかしながら、完全に右肩上がりかというと、そうではないことが今回わかりました。もちろん100近辺のテシオ数値を持つ馬がそもそも1年でそれほどいないということもありますが、一つの要因として、私のテシオ数値の算出については誕生日が加味されていないため、母馬の誕生日の関係で実は「ゼロ活性」になっているという可能性があります。
以上を踏まえて、テシオ数値の評価については
・50以上を評価維持
・50未満は評価DOWN
ということに変更いたします。
引き続き、最適な評価方法は模索し続けたいと思います。
評価については算出された数値50をB基準とし、そのほかについては以下の通りにしています。
85以上 ・・・S80以上~85未満・・・A+75以上~80未満・・・A70以上~75未満・・・A-60以上~70未満・・・B+50以上~60未満・・・B40以上~50未満・・・B-30以上~40未満・・・C30以下 ・・・D
評価結果について(短評)
ロードの特徴ですが、やはりダート寄り(ダートで活躍する馬が多そう)
な印象。馬格があり、もし仮にスピードが足りなくてもコツコツ稼いでくれそうです。改めていいクラブだなと思いました。
そんな中でも、以前のカナロアのような一発を狙った募集馬もおりますので、もし引ければ大きそうです。
ただ、例年通りかとおもいますが、カナロア産駒は評価を下げざるを得ない状況。ダート短距離でそこそこの馬が狙えれば・・・。
この辺りは母優やクラブへの貢献も含めた出資ということも含みで考えるべきかなと思います。
評価結果の詳細につきましては、以下、有料記事にて閲覧できます。
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