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バランス評価×テシオ理論による潜在能力値を含めた募集馬評価手法
鷺サラ@管理人です。
私が考えている募集馬の評価方法の今後の予定の一つ、
馬体評価にテシオ理論を組み込んだ募集馬評価が概ね完成しました。
テシオ理論についてはサララボでゲストライターとして掲載をされている、けいばえーくんさんの理論を参考にさせて頂いております。
理論の考え方については私は全くの素人ですので、以下の記事をまずお読みください。
まず、今回テシオ理論を組み込んだ募集馬評価をしようと考えた経緯について。
毎年、募集馬の馬体評価のもと出資馬を検討していますが、今年の2歳馬の出資を含めて個人的に最近少し壁にぶつかっているのが現状です。
無事にデビューを迎えられる、順当に勝ち上がってくれるところは問題ないのですが、ある一定の条件まで勝ち上がるとレースで完全に置いてかれるのが明らかにわかるようなレースぶりになってしまいます。
もちろん、そうなってしまうのには様々な要因があると思いますが、私の出資馬の場合は「力不足」によるものが大きいと感じることが多いです。
一方で同じく活躍できないケースとして、馬によってはそもそもの能力は高いはずなのに、「気性が荒くて戦績がバラバラ」「距離、コースレンジが狭い」などで適性がピンポイントになってしまったり、能力に比べて体質が弱く、力を出すと体を壊してしまうようなことが考えられます。
私は馬体診断の際にバランスを第一に重視して募集馬を見ますので、基本的にはなんでもそつなくこなしてくれる馬が多く、戦績にムラがあってやきもきするような悩みはないのですが、反面、重賞以上を勝てるような馬を選べてるかと言うと、正直胸を張ってそうだ!と言えない状況です。
要は「能力の高い馬を見極められていない」という現実。
能力の見極めについては、当然ながら表面上見えている部分で計れるものではありません。潜在的な運動能力、心肺機能、競走馬向きの性格など、それを募集馬動画の中で見極めることは難しく、しかしそこが一口で活躍する馬に出資する1番重要なところであると思っています。
ただ、それを我々出資者が現状どう判断するかと言うと、
なんか顔や見た目がかっこよくて走りそう、ちょっと普通の馬と違う
筋肉の質がいい。これは走る
良質なインブリード、ニックスがあるから走る
といったような見かたになり、個人によって重要視するポイントも違うと思いますし、抽象的な評価になってしまいます。
もちろん、皆さんご自身が見て感じて走る!と思った馬に出資すべきだと思いますし、この馬は走るのかどうなのかと想像しながら思いを巡らせるのが、一口出資をする上で最も楽しい時間だと思いますが、自分がいいなと思った馬の中で最終的に出資を決定する馬については、何らかの裏付け根拠があると自信をもって決められるのではないでしょうか?
話が逸れてしまいましたが、今回、私がテシオ理論を評価に組み込もうと思った理由は、「馬体からだけでは読み取りづらい潜在的な能力評価」の指標としたいからです。
テシオ理論は、けいばえーくんさんの記事を引用させて頂くと、大きく分けて「優先祖先」「基礎体力(質料)」2つの考え方で理論化されており、
優先祖先(父血統)・・・馬の体型や脚質なとに影響する「形相」
基礎体力(母血統)・・・心肺機能や体質など能力に影響する「質料」
となっています。
この2つのうち、優先祖先については、馬体評価の方で網羅できていると考え、「基礎体力」の部分を評価に加えることとしました。
この2つの評価の組み合わせで第2段階の私の募集馬評価となります。
まずは、先日馬体評価をしたキャロットの募集馬の方でテシオ理論を組み込んでみましたので、改めてご興味のある方はご覧いただけますとうれしいです。
募集馬評価の記事については、以下の馬体評価の記事に更新する形で掲載しています。宜しくお願いします。
※評価記載の記事については大変恐縮ですが有料とさせて頂いております。
ご了承ください。
昨日、DMMの2次募集のリストが出ましたね。こちらも追って評価noteを書きたいと思います。