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コーチング界の中心地は マインツ!

18/19季にリヴァプールでCL優勝を果たしたユルゲン・クロップは、2001年~2008年までマインツで監督を務めていた。

20/21季にチェルシーをCL制覇に導いたトーマス・トゥヘルも、2009年~2014年までマインツを指揮していた。

現代サッカーにおいて、マインツはコーチング界の中心地なのだ。

1部で指揮する監督を10人も輩出したのは、マインツ以外にはない。

さらに、2部や海外、またはアシスタントとして働いているマインツ出身の指導者も多数いる。

マインツでスポーツ部門責任者を務めるクリスティアン・ハイデル氏は、「基礎を築いたのは、先見の明のあったヴォルフガンク・フランクだ」と語っている。

2013年に亡くなったコーチングの第一人者は、4バックシステムやプレッシングなどの戦術的なコンセプトをクラブに導入し、選手たちに監督のように考えることを教えたという。

しかし、第一線で活躍するマインツ出身の指導者はクロップとトゥヘルだけではない。​

マルコ・ローゼ

2002年~2010年までマインツでプレー。
マインツのトップチームとセカンドチームでアシスタントを務めた後、ロコモティーヴェ・ライプツィヒ、ザルツブルク、ボルシアMGを経て、来季からはドルトムントを指揮する。

ボ・スヴェンソン

2007年~2014年までの7年間、マインツでプレー。
引退後はマインツユースで監督を務めた。
2019年からはザルツブルクのセカンドチームであるリーフェリングを1年半指揮した後、現在はマインツの監督を務めている。​

ザンドロ・シュヴァルツ

1998年~2004年までマインツでプレー。
2013年にU19監督としてマインツに復帰し、2017年~2019年までトップチームの監督を務めた。
昨年10月より、ディナモ・モスクワの監督を務めている。

マルティン・シュミット

トーマス・トゥヘルにコーチングの才能を見出され、2010年~2015年までマインツU23(セカンドチーム)、その後2015年~2017年までトップチームの監督を務めた。
ヴォルフスブルク、アウグスブルクの監督を経て、現在はマインツでスポーツディレクターを務めている。

トルステン・リーバークネヒト

1995年~2002年までマインツでプレー。
2008年~2018年までブラウンシュヴァイクの監督を10年間務め、3部から1部へと導いた(2013年)。
直近では2018年~2020年までデュイスブルク(3部)を指揮した。

デイヴィッド・ヴァーグナー

クロップの親友であり、1991年~1995年までマインツでプレー。
ハダースフィールドをプレミアリーグ昇格に導き、2019年にはシャルケで好調なスタートを切ったが、その後は下降線をたどった。

ユルゲン・クラムニー

1997年~2005年までマインツでプレー。
マインツとシュトゥットガルトのユースチームで指導者として活躍。
2015年~2016年にはシュトゥットガルトの監督を務めた。
2016年~2017年まではビーレフェルトで監督を務め、現在はフランクフルトU19監督。

ジョー・ジンバウアー

マインツで1年間プレー(1995年~1996年)。
2014年~2015年にハンブルガーSV監督、その後ザンクト・ガレン(2015年~2017年)、現在は南アフリカのオーランド・パイレーツを指揮している。​

ヘルギ・コルビズソン

1998年~2000年までマインツでプレー。
オーストリアのクラブで監督を歴任し、アイスランド代表ではアシスタントコーチを務めた(2016年~2018年)。
最近ではリヒテンシュタイン代表を指揮した(2019年~2020年)。

ミロスラフ・タニガ

1996年~1999年までマインツでプレー。
現在はボローニャで友人であるシニシャ・ミハイロヴィッチ監督のアシスタントコーチを務めている。

ブルーノ・アクラポヴィッチ

1994年~1997年までマインツでプレー。
クロアチア、ジブラルタル、北マケドニアで監督を歴任。
2020年11月~今年3月まではブルガリアの伝統クラブであるCSKAソフィアを指揮した。


参照:6月1日、Bild

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