オザン・カバクの後釜は?
ユルゲン・クロップ監督が率いるリヴァプールが、シャルケに所属するトルコ代表DFオザン・カバクに興味を持っていると報じられており、移籍金は3500万ユーロ前後と見られている。
『ビルト』の情報によれば、オザン・カバクを引き抜かれた場合にシャルケがどう対応するかは、DFバンジャマン スタンブリの去就次第のようだ。
スタンブリとシャルケの契約は19/20季いっぱいで満了となっており、シャルケに残留する場合は新たにシャルケと契約を結びなおす必要がある。
シャルケのスポーツ部門責任者を務めるヨッヘン・シュナイダー氏とデイビッド・バーグナー監督は、原則としてスタンブリをキープしたいと考えている。
スタンブリはこれまで年俸400万ユーロを稼いでいたが、シャルケはもはやこの額を支払うことはできない。
シャルケは上限250万ユーロというサラリー制限を設定しており、スタンブリは減給を受け入れる必要がある。
スタンブリは、コロナ禍でのシャルケからの最初のオファーを拒否したと言われている。
しかし、『ビルト』の情報によると、まだ完全に破談となったわけではなく、交渉の余地はある模様だ。
もし、スタンブリが新たに契約を結び来季もシャルケでプレーするとなった場合は、シャルケはオザン カバクの後継者を獲得しないこととなる。
クラブは、スタンブリ、マティヤ・ナスタシッチ、サリフ・サネ、マリク・ティアウの4人を、来季のセンターバックとして計算している。
しかし、オザン・カバクを引き抜かれ、スタンブリもクラブを去ることになれば、同時にシャルケは二人のセンターバックを失うこととなる。
その場合は、ミヒャエル・レシュケSDは、オザン・カバク売却で得た資金の一部を投資して新たなセンターバック獲得に動く必要がある。
スタンブーリか?新たな守備のスターか?
1つ明かなことは、シャルケはすでにオザン・カバクとの別れを計画している。