一言エッセイ/夢のしくみ

私だけでしょうか。

小説のプロットがうまく行っていると、その晩は何故だかめちゃくちゃ楽しい夢をみるのです。

「よくできた!」という達成感がそうさせるのか。

はたまた、プロット作りが脳にボケ防止的な作用を引き起こすのか。

メカニズムは分かりませんが、今思い出されるのはこんな夢。

古い友人と深夜に食堂でご飯を食べていると、テレビから「鬼平犯科帳新シリーズ開始の記者会見が行われました」というニュースが流れます。

おおッ! と興奮していると、すぐ後ろの席でご飯食べてた女性が、おまさ役の女優さんだと判明。
がんばってくださいね、と店中で応援したという心躍るストーリー。
※役者の顔は全員忘却(残念)

また、別の日には。

大学生の自分が流れるプールで遊びながら、
ふと「私の卒業制作が一枚の絵だけでいいはずがない。画集として出版するんだ!(芸大で日本画をやっていたので)」と大それたことを思いつき、意欲を燃やす・・
というエネルギッシュな夢でした。

他にも、たけし軍団の方々と騎馬戦をしたり、高校時代の友達とファミレスのなかを探検(?)したり。

満面の笑みで目覚めることも一度や二度ではないのです。
はたから見ればさぞ不気味な絵面でしょう。

かといって、プロットがうまく行かないと悪夢を見るということはありません。

私が悪夢を見るのは、あれです、高機能なヨーグルトを食べたとき。

ヤクルト1000は悪夢をみる、と一時ネットで話題になっていましたね。
ヤクルトじゃないけど、見ましたよ。悪夢。

見知らぬ爺から天空×字拳てんくうペケじけんくらわされるわ、
自分が産んだらしい妖怪の幼子に「こんな体になぜ産んだ」と責められるわ。

身の毛もよだつ夢ばかりが思い出されます。
のでヨーグルトはもう滅多に食べないです。

ああ、久しぶりにいい夢みたい。


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