三日坊主の写真PDCA
ブラックミストNo.5を買って一週間が経とうとしている。まったくそれらしい写真も撮らず「あんまり効果がわからない」とか言っていると、ただの頭のおかしいヤツでしかない。居酒屋テーブルフォトではない写真を撮って試してみなくてはなぁと、帰り道にカメラを取り出したのであった。
おお、これは……!
・光源が柔らかな光として拡散されている
・奥の建物の壁面の陰影がきれい
・自転車カバーの質感がなんか良い
・店先の地面にフィルターで反射した謎の光点が3つできた
なるほど。なかなか効果があるじゃないか。
街灯があるとなんか「っぽく」なりますねさすがに。証明写真機の光の滲み方はちょっと気になるものの、まぁそういうものですし。人を撮って試してみたいなぁ。
室内でも効果が感じられる写真。
結局は飲み屋テーブルフォトじゃないか!
質感・解像感は失われていないように感じる。ボケ方がこってりというかねっとりというか、そんな印象を受ける。この写真もそうだけど、丸ボケが際立つようになる気がしていて、画面の整理をしないとうるさく感じることもあるかもしれない。この写真に関しては右側がキラキラし過ぎてうるさい。
はい。という事で、ブラックミストNo.5はわたしに別なレンズをもたらしました。画角は一緒でも別な味付けのレンズに変わりました。これは……いいぞ。使いこなせるか(フィルター着脱の手間とか、タイミングとか)は別として、選択肢が増えると楽しくなるなぁ。オールドレンズが好きな人はいったんコレを使ってみたらいいのでは?とすら思う。
今回撮った写真からの学び
・解像感や質感に「劣化」は感じない
→錆とか木とか壁面とか撮り比べてみる
・光源からの光が柔らかく滲む
→銀座とか新宿とか夜の街、夕暮れの海とか木漏れ日とか撮ってみたい
・玉ボケが主張するようになる
→画面の整理に関してもっと頭使うべき
・SIGMA Photo Proが優秀になりすぎて編集にストレスがなくなった。
→夢のISO400までが常用可能のレベル。おそれず暗所でも撮る
あ、これは単にめちゃくちゃ美味しかったメスカルです。メスカルはテキーラの親戚みたいな酒。直接焼かれ燻されるのでスモーキーで香ばしいのが特徴な気がする。