天文学的に低い確率
宇宙ははちゃめちゃに広いので、そこにある星と星がぶつかる確率はめちゃ低いらしい。
私には大好きな作家さんがいる。
その人の著書を読む時は、電車でもカフェでもカバーをかけずに読むことにしてる。
なぜか?
著者が「自分の本の読者に偶然出くわす」という状況を想像するとわくわくするから。
こちらが気づく必要はなくて、向こうが「あの本は……」と思う程度がなんかいい。
人生が一瞬だけ微かに触れるみたいなさ。
これも「天文学的に低い確率ではあるけど起こり得ること」と思うと、なんだか楽しくなってくる。
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