VR能 攻殻機動隊
備忘録。
この公演については、いろいろ忘れちゃいけない。
伝統芸能「能」と最新技術「AIRR」の融合で虚と実を表現する、というコンセプトに惹かれて観に行ったが。
結論から言うと、
装置に頼らず、正面だけでなく舞台を脇から観たとしても楽しめる能のよさを100%削ぎ落とし、ある程度の視野角以外からはAIRRを見ることすらできないという弱点を最大限増幅させた内容。
舞台上で何が起こってるか、何もわからない、何も見えない席を売ったんだよ。
怒りと不快感だけが残った。
攻殻機動隊の世界はまだまだ来ないようだ。