フィジカルに空間を通過する、その連続、そして介護ワークシェアリング
ロードバイクで西宮起点/または大阪起点であちらこちらに行くことが増えて数ヶ月。もう10キロ、20キロは当たり前の数字である。
いわゆるツーリングみたいなものをアイデアスロンと呼び替えている。方法は、歩いてであれ、電車であれ、車であれ、自転車であれなんでもいいのだ。
それがどこであれ、「とある地域」を通過することで得られる体験を自分が知っている/感じている課題解決の糸口にする意識をもつことである。
いつものどこかではない場所に、自らを投げ込むことで、いつものところにある課題やボトムネックを客観的に観察することに繋がる。
こんなことは本人が認識するかしないかの話で、それ自体、戯言に思う人も多かろうがね。
そういうことを大切にしていて、そういうことの中で暮らしを営む種族においてはとても大切なことなのだね。
課題を抱え、困っている時は大概視野は狭まる。これは一つの真理だ。
それと同時に、似たような課題を抱えている人が歴史の向こう側、地域の向こう側、既知のつもりだった場所、未知の場所・・・どこかにいて、そこには課題解決の糸口があるかもしれない。
繋がることでブレイクスルーに至ることがあるかもしれない。
これもまた一つの真理である。
ただ視線の角度を変えたそれだけで、動かざること山のごとしな艱難辛苦も、息切れ程度、ちょうどいい負荷の丘になることもある。
フィジカルな楽しみの先に課題解決の糸口になる経験をハントしにいく、それがアイデアスロンであり、リソースハンティング。
フィジカル体験✖️論理的思考、その繰り返し、そのグルーヴ。波間で研ぎ澄まされる感覚。
フィジカルに/体を動かして、そして、意識的に手にいれた風景や経験は、目に見える成果はともかく、自分自身のことを明らかに変えていく気がする。自分が動いたからこそ獲得したものは、ただ自分のものとして燦然と輝く。
このかなり個人的な意識そして生活の流れと、ちょうど世の時流がうまいこと寄り添ったような話があるからなおさら、楽しいね。それは・・・
カイテク株式会社の展開する有資格者限定《介護ワークシェアリング》サービス『カイスケ』にて「カイスケさん」として単日派遣され、仕事をするようになったことによる。
サービス自体は東京中心に2年前くらいからリリースされていたのだが、最近、この10月からかな、関西エリアでもスタートしている。
2年前からどんなものかなーと思っていただけに、様子みながらやってみることにしたのでした。
例えば、先日の話。岸和田市の某施設へ入浴介助の担当としての案件を選び・・・、
それをアイデアスロンと掛け合わせる。
片道大阪市から・・・35km(西宮からはプラス15キロくらい)ロードバイクで2時間半、それを往復。ちなみに勤務は6時間(ただ交通費を浮かせる為・・ではないんですよ。文末辺りをみてください)
無駄なことだと思う人もいるだろうけれどね。これがとても楽しくて。
道中にある史跡や看板をみながら、時間をつくってアレを今度見にこようだの、この道がどこそこにつながっているだの。
行ってみたら行ってみたで、当該施設のやり方、現場指示の出し方、情報の明示の仕方にほうほうと思ったり、今のこのタイミングで新しいサービス導入した理由を運営層に聞けたりね(これは介護組織運営マニア?としての個人的な興味関心の宝庫である)。
※仕事を選ぶ時点で様々な想像・想定 ※実際の現場/受け入れ担当の方の話を伺える ※行き帰りのアイデアスロンでフィジカルを絡めた面白さ
※様々な現場で技術を磨いたり、その場その場で最適化する経験を積める
※プラスアルファの給料を得る
交通費を浮かす為・・・だけではない5時間の道のりも含めて、楽しめる仕組みがつくれる。
もちろん、新しいサービスのスタート時期・導入時期てのは、様々な課題がみつかるものでしょう。好き嫌い、受け入れにくさ、サービスに対しての評価の良し悪しがある中、それを養分としていくしかないのは当然のことで。
大切なことは、この世の大きな課題に対して誰かがお金とエネルギーを投下して、出した答えをいかに自分なりに咀嚼しせっかくだから味わうという部分。
例えば介護福祉士という資格に対して、より価値を見出したい人もいるでしょうし、様々な現場をみてみたいという人もいるでしょう。シンプルにアルバイトしたい人もいる。
受け入れ事業所の思惑だってもちろん、いくつかのパターンに大別されるがやはり様々で。
まぁ、しかし、そんな細かなことは、
是非、大阪の京橋にあります、京橋ベース・サンリンズにて主に金曜日にやっている、介護・介助の道場+交流の場「夜の保健室」で是非、語り合いましょ。 (宣伝) ※11/26金曜日はお休みにします!(前日、25木曜日は、自学・自習の交流(オトナの自習室)として営業しております)