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【町田市】小田急町田駅前にクラフトビール誕生/武相地域の飲食10社が出資

 東京都町田市周辺に飲食店を持つ企業10社が共同出資して設立した「武相ブリュワリー」が開発した町田発のクラフトビール「カワセミブリュー」が完成し1日、小田急小田原線・町田駅の東口広場内(同市原町田6)にある店舗でお披露目され、関係者ら約50人が詰めかけた。同店は7日に開店し営業を開始した。

□町田を盛り上げたい


 「町田を盛り上げたい」との思いから、本来なら商売敵である地元の飲食店同士が共に集い、共に創った武相エリア初のクラフトビール。同社社長で、市内で焼き肉店などを経営する飯間圭吾社長は「武相ブリュワリーは、このまちで生きるものとして、共同してまちをよくしていきたいという思いのもとに立ち上がった。ここから更に賛同者を増やし、カワセミブリューを通じてまちの活性化の一助になれば」とあいさつした。

 店舗は駅東口広場内の好立地。店内面積は約122平方㍍、店内の真ん中にビールサーバーとカウンターキッチンがあり、立ち飲み形式で約40席。醸造所を併設し、発酵用タンク3基、仕込み用タンク3基を設置。ガラス張りで店内から醸造施設が見られる様になっている。

 総務省の地域密着型の起業や新規事業を支援する「ローカル10000プロジェクト」を市と協力して活用。総務省から2375万円の交付金を受けることができた。

□町田産のホップ使用

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