見出し画像

「横浜からすてきな方々が遊びに来てくれました!」
さがみこベリーガーデンを一緒に盛り上げてくれているNPO法人森ノオト代表の北原さんが、料理研究家や、パン職人、スパイスの伝道師など、食のプロフェッショナル7人を連れてさがみこベリーガーデンに遊びに来てくれました。来られた方々は、「はまふぅどコンシェルジュ」。横浜の食と農をつなぎ、地産地消を推進する活動を行っています。

まずはさがみこベリーガーデンのことを知ってもらいたく、農園ツアー。「パネルは何年使えるのか?」、「ブルーベリーはどれくらい取れるのか?」、「鳥獣害対策はどんなことをしているのか?」などいろいろな質問をいただきました。

ちょうどブルーベリーが熟したものがあり、食べていただくと、「おいしーい」と嬉しい反応が。そのあとは、道志川でひとしきり川遊び。素足で入ったり、水切りをしたり。楽しみました。

画像1

お腹が空いたところでランチタイム。このランチがすごかったんです。食のプロたちが用意してきた食べ物がおいしいこと。横浜産枝豆の食べ比べや、ナス焼きにとろとろチーズと横浜産ハチミツをかけたもの、横浜で採れた昆布を使った押し寿司などなど。横浜の食の豊かさを感じました。

画像2

食事が終わると、さがみこベリーガーデンの可能性についていろいろなアイデアをいただきました。「落ちたブルーベリーを捨ててしまうのはもったいない!染め物を作ったらどうか?」、「カメに入れておけば発酵してお酢ができるよ」、「さがみこベリーガーデンには、ここにしかない空気と風景がある。太陽光パネルにアート性を感じた。広場にアート作品を並べるのはどうか」などなど。今後は、さがみこベリーガーデンの環境を活かしたイベントや、コラボ企画などをしていきたいと思いました。はまふぅどコンシェルジュのみなさん、ありがとうございました!


「暑い、まぶしい」
真っ白の防草シートを、今年の4 月16日に稼働開始したソーラーパネルの下に張りました。

両面パネルと白い防草シート_210801

防草シートは、通常は黒のものを使います。さがみこベリーガーデンでも、今まで張ったものはすべて黒でした。ではなぜ今回は、白を張ったのか?それは、光を反射させるためです。なぜなら、稼働が始まったソーラーマパネルは、なんと両面発電タイプ。空に向いている面だけでなく、地面に向いている面からも電気を生み出すことができるのです。

両面パネルと白い防草シート_210801_0

それなら、白にすることで光が反射しやすくなり、より発電量がふえるのではないか?ということで、まずは実験しました。すると、なんと7%も発電量が増えたのです!ただ、この白いシート、張るときは暑い!まぶしい!色によってこんなに違いがあるのかと驚きました。みなさんもさがみこベリーガーデンに来た際は、両面発電パネルと白いシートを見に来てくださいね。

「鳥さんには悪いけれど…」
ブルーベリーはとてもおいしい果物です。その実をねらいにさまざまな生き物がやってきます。中でも厄介なのが、鳥。どこからともなくやってきて、熟したおいしい実だけ食べてしまいます。これでは困る!ということで、どんな対策が有効か、エリアを分けて試してみることにしました。 

一つ目は、ネットを張る。支柱や架台を使ってネットで囲み、鳥が入れないようにします。 

画像5

画像6

二つ目は、テグスを垂らす。テグスとは、細い釣り糸です。防鳥用のテグスが販売されていたので、それを使いました。1m幅で架台から下に垂らします。鳥がそこを通過しようとすると、羽がテグスに触れ、びっくりして逃げていくらしいのです。

画像7

↑どこにテグスがあるかわかりますか?
正解は…

Inked編集後_LI

↑こちら青い線のところにテグスがあります。かなり見えにくいですよね。

ネットやテグスを張った場所は、今まさに実が色づき始めているところ。どれだけ効果があるか、また動きがあったらお知らせします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?