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草刈り方法あれこれ。

刈っても刈っても生えてくる雑草。この時期の悩みの種になっている方も多いのではないでしょうか。

さがみこファームは雑草が生える面積が広いので、夏場は週に1~2回は草刈りをしています。主に、刈り払い機とハンマーナイフを使っていますが、他に方法はないのかなと思い調べてみました。

■熱湯で枯らす!
「ケルヒャー温水除草システム」

スクリーンショット 2021-07-23 145535

                         参考:ケルヒャーHP
熱湯を雑草にかけ、根から枯らす機械です。実際に、道路の除草作業に使われています。
https://youtu.be/9AfpLQV3kVE

・メリット
根から枯らせるので、刈った場合と比べ、草刈りの頻度を減らせる
刈り払い機などの機械が使いにくい場所でも使える

・デメリット
購入費用が掛かる(40万~)
水が必要


■炎で焼く!
「草焼きバーナー」

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                          参考:Amazon

火炎放射機のようなもので、1300~1400℃の炎で雑草を焼き払う。現在は2タイプあり、灯油またはガスボンベを使用します。
https://youtu.be/s54sK96jt8Y(実際に使っている様子は2分10秒くらいから)

・メリット
地面にある種も焼くことができるので、草刈りの頻度を減らせる
刈り払い機では作業しにくい斜めの土地でも使用可能
本体が軽くて作業が楽

・デメリット
火事のリスクがある
ランニングコストがかかる(カセットボンベ、灯油)
根までは枯らすことができない

■まるでゴーカート?マシンに乗って除草!
「ラビットモア」

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                           参考:OREC

乗用式の草刈り機です。自転車と同じくらいの速度で走ることができます。乗りながら作業できるので体の負担が少ないのがいいですね。なにより楽しそう…。先輩ブルーベリー農家の八木さんが使っています。
https://www.orec-jp.com/product/mower/rabbit/mov/rm983mov.php

・メリット
刈る速度が速い(自転車と同じくらいの速度で走ることができる)
果樹園のように上に葉が茂っているような場所でも作業できる
乗って運転するだけなので、体への負担が小さい

・デメリット
購入費用が掛かる(60万~)
凹凸がある場所では、使用しにくい

みなさんは、この中で知っているものはありましたか?農家の高齢化や、過疎化などで、草刈りの問題はこれから増えていくことが予想されます。安心で環境負荷が小さく、高齢者でも安全に使える機械が開発されることを期待します。

スタッフ磯川

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