新年のご挨拶~さがみこファーム代表山川勇一郎
新年あけましておめでとうございます。
オミクロン株のまん延の不安を抱えながらの2022年の年明けとなりました。
さがみこファームは、約3年の準備期間を経て、いよいよ今年6月に会員制の体験型農園「SAGAMICO BERRY GARDEN(さがみこベリーガーデン)」をオープンします。
ここまでの道のりは決して平たんではありませんでしたが、たくさんの人に応援いただきながら、事業を一歩一歩進めてまいりました。プレ会員も12月末で締め切り、実に348人、674口の応募をいただきました。この場を借りて感謝申し上げます。
来年6月のオープンは「プレ会員限定」とさせていただきます。
オープン前の準備段階から有形無形で応援して下さったプレ会員の皆様に真っ先に楽しんでいただきたいということ、コロナウィルス感染症対策を万全に行いたいということ、来訪者集中による混乱を避けたいということから、初年度はこのような形で運営させていただきます。ご理解いただければと思います。
それに先立って、この冬の間は駐車場やハウスなどのインフラ整備などを行っています。
「オープンファームデイ」は1月以降も継続して実施していきます。
3月には新ウェブサイトの開設、4月には生ブルーベリーのネット販売予約の開始(※6月より順次発送)、5月には創立3周年、6月上旬にプレス向け・地元向けのお披露目会など、楽しい予定が盛りだくさんです。もちろん、コロナウィルスのまん延状況を見ながらの判断になりますが、都市部から比較的近距離かつ屋外環境ですので、人数制限等、適切なまん延防止対策をしながら、極力、皆様をお迎えできる方向で準備をしてまいります。
ブルーベリー摘み取り園なら他にもたくさんあるじゃないか、と思う人もいるでしょう。
SAGAMICO BERRY GARDENは、単に楽しいだけでなく、食・自然・エネルギーなど、「生きた学び」を得られ、「SDGsを体感」できる場所にしたいと思っています。華美な施設はありませんが、自然とテクノロジーが調和する循環型のサイトづくりを目指しています。
ここは道志川沿いの森に囲まれたのどかな集落ですが、ご多分にもれず過疎化・高齢化が進み、耕作放棄地が拡大しています。そうした地域課題に向き合い、耕作放棄地に34種類1,100本のブルーベリーを植え、内外から人が訪れるようになりました。手を入れれば入れただけ、土地は息を吹き返し、一度訪れた方は、この自然豊かな環境を好きになってくれます。
SAGAMICO BERRY GARDENによって、地域に新たな雇用が生まれ、周囲の自然が復活し、地域に賑わいが生まれる。地域の人にとって、「さがみこファームさんが来てよかったね。」と思ってもらえるような存在でありたい。
そして、私たちは事業を通じて「幸せの経済圏」を創りたい。それはSBGに関わる人たちが創り出す関係性の連鎖です。
変化しながら発展する「SAGAMICO BERRY GARDEN」のスタートを、ぜひ肌で体感してください!会員の皆様の来訪を心よりお待ちしています。
(※プレ会員入会希望の方は個別に受付けます。ウェブサイトよりお問い合わせください)
photo by Hiroyuki Horigome