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令和13画 夢の実現に向けて

みなさん、あけましておめでとうございます。
平成天皇が退位され、2019年5月1日徳仁親王が第126代天皇に即位され令和の時代が始まりました。その年、令和元年5月20日株式会社さがみこファームは誕生しました。あれから足掛け3年、苦難の連続でしたが、ようやくおぼろげながら先が見えるところまでたどり着くことができた気がします。

令和幕開けの日のテレビで、占い師が登壇し、令和13画は「夢に向かってチャレンジすれば必ず成功する!」とまことしやかに話していました。私は生まれてこの方神頼みとは無縁の生き方をしてきた人間ですが、なぜかこの時は妙にこの言葉が心に響いて、慌ててメモを取り、以来今日まで座右の銘として自宅の壁に貼り付けてあります。もっとも貼ってあるのは机に座って左側の壁ですが・・・(笑)

期待に胸躍らせて迎えた新時代ですが、地球温暖化の影響なのでしょうか、令和に入り台風15号、19号と巨大台風が日本列島を直撃、大規模な自然災害が頻発しています。
加えて、新型コロナウイルスが世界中に蔓延して、人々はなすすべもなくうろたえています。人間は万物の霊長などと思いあがって地球に対して好き勝手をしてきた人間世界に鉄槌をくらわされた思いです。
最近は世界的にもSDGsが叫ばれ、わが日本もようやく重い腰を上げて2050年カーボンニュートラルを掲げて本格的に動き始めました。もう待ったなしです。国も、行政も、企業も、個人も、従来の価値観を捨て最大の危機意識を持って取り組まないと取り返しがつかないことになってしまいます。

こんな荒波の中でわがさがみこファームは誕生し、ここ相模原で新しい形の事業構築を夢見てさがみこベリーガーデンの立ち上げに全力をあげています。
さがみこベリーガーデンは、太陽光発電機能、生産農園機能、観光農園機能という3つの基本機能の集合体です。以下各機能について今日の進捗状況を簡単に紹介します。

■ 太陽光発電について
太陽光発電については、すでに272kW(一般家庭約80戸分の電力)のパネルがソーラーシェアリング方式で設置され国の固定価格買取制度(FIT)を通して全量売電しています。
今年は、農業用ハウスを建て隣接した場所に小規模のソーラーシェアリングを設置し、そこで発電した電気をハウスで使用して余った電気は売電する方式(FIT余剰売電)の設備をつくる予定です。そのほか、発電した電気の全量を直接地域の企業等と契約して供給する非FITのソーラーシェアリング設備(コーポレートPPA方式)の建設も計画しています。
これらが完成すれば、全国でも例がないソーラーシェアリング発電の展示場になります。

■ 生産農園について
昨年、一昨年の2回にわたって植えたブルーベリーの苗木は33種類1100本、そのうち半数が今年本格的に収穫できるまでに育つ予定です。私たちにとってはじめての経験なので、収穫量がどれほどになるのか、味はどうか、収穫の仕方は? 保管保存の方法は? 加工方法は? 販売の仕方は? 等々、わからないことばかり。今年はこれらについてしっかり勉強し確立する年になるでしょう。
めざすは、さがみこベリーガーデン産ブルーベリーのブランド化です。

■ 観光農園について
1100本全数の収穫ができるようになるのはもう一年先になります。コロナ禍も未だ出口が見えない咋今ですので、新規会員の募集は1年先延ばしして、今年はプレ会員の方たちに限定した形で農園を開放することに留め、来年のグランドオープンに向けた体制整備に全力投球することになりました。
蜜を避けゆったりした場を楽しんでもらう会員制予約制の観光農園づくりに向けてスロースタートです。

石の上にも3年と言いますが、今年5月には会社設立から丸3年になります。
年頭にあたり、さがみこファームが時代を先取りした地域貢献、社会貢献事業として多くの人たちに支持され発展していくことを心から願っています。
「夢に向かってチャレンジすれば必ず成功する!」

(補記)
「もうダメだ・・ そう思ったらダメになる
何とかなるさ・・ そう思ったらなるようにしかならない
何としてもやる・・ その気持ちが思いを形にしてくれる」
表現は違いますが、占い師のことばを知る前から私はこんな自分の率直な気持ちを壁に貼ってうなずいていました。よくよく考えてみると、令和13画に限ったものではなく、いつの時代でも、誰にとっても大事な真実を占い師がまことしやかに代弁していることに気がつきました。

(2022.1.8 山川陽一)

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