#運用担当者死亡かるた について考えてみた
はい、広告運用者のsagakoです。
先日Twitter某所で、広告運用者、もしくはそれにかかわる人たちにより「#運用担当者死亡かるた」が微妙にバズりました。
自分でこのタグ作っておいてアレなのですが、色々と思うところがありました。
それは「運用担当者、孤独過ぎね?」ということである。
すでにSEMカフェなどリスティングに関わる人たちによる集まりはあるが、それは一部で全体数はもっと大きいと思っている。問題なのは、開かれた勉強会に参加する事ができない「会社に所属した」サイレント運用担当者たちだ。
というのもこの業界、1年間どこかのSEM会社の下で働ければ経験者として重宝される。1年ではさすがに難しいかもしれないが、一人立ちしてフリーランスで働くことが可能だ。
SEやデザイナーのフリーランス化などにイメージが少しちかい。というか、それよりも個人事業主化しやすいんじゃないかと思っている。
なぜかといえば、SEなどが納品するのに対し、お金に近くビジネスにしやすいこと。また、コードなど専門用語をそこまで覚える必要はなく、最低限のレベルであればすぐに誰でもできるようになるからだ。
故に、それぞれのSEM会社は従業員に対してノウハウを社外に出さないように契約書で縛っている。
だからこそネット上、特にTwitterなどにはSEMにかかわる人間は多くいれど、その業務内容についてつぶやくことはなかったのだ。
そしてまた営業系の人間と違い、コンサル兼運用担当者などオフィスにこもりやすい職種である。飲み会で他社の人と愚痴る機会なんてない。
しかしここで現れたのが、「#運用担当者死亡かるた」である。
これにより運用型広告関係者がノウハウではなく「愚痴」という共通項を見い出し、突然ためていた仕事ネタについて話はじめたために、小さなバズに至ったのである。
「万国の運用担当者よ、団結せよ!」
とは言わない。が、技術者ともコンサルタントとも広告マンとも微妙に違う広告運用担当者が、情報をシェアしあう場所はSEなど他の職種に比べ少ない。
愚痴でもいいからもうちょっとそれぞれ発信してもいいんじゃないかと思っている。