"何となく"を整理する難しさ
2月17日に佐賀市市民活動プラザで開催された、佐賀市市民活動プラザ人材育成事業「見つける力と伝える力」文章編にて、僭越ながら講師を務めさせていただきました。
普段、SAGA食べる通信という情報誌の制作に携わっているため、紙面の制作の際の文章作成について気をつけている点や、SNSやブログの文章とどう違うのか、などの話を。
当日セミナー開始直前まで資料が完成せず、1時間の時間をいただきながらも、当初頭の中で考えていたように進めることができず、30分ほど余らせてしまいそうになる始末…。
そこで具体例を交えて話をした後に、質疑応答をしていると、10分ほど時間をオーバーしてしまうなど…。運営の方々にご迷惑をおかけしてしまいました。
自分の中で整理するポイントと伝える際のポイント
が、今後に活かせそうなのでこちらに記録を。
①伝えることは実践することの10倍難しい
結構これに尽きますが(笑)
普段やっていることは習慣化されており、頭の中ですでに構成などを考えてしまっている部分が結構あります。(セミナーの中では、いきなり書き出すのはNGだと伝えつつ、この文章はそのまま書いていたり。。苦笑)
文章を書くことに対する得意不得意なども大いに関係するのですが、セミナーとなると、前提条件も違い、目的なども様々な中で、普段自分がしていることを
如何に一般化して、伝えるのか
を考えるのにかなり苦労しました。セミナー中にも伝えた「中学生でもわかる」を自分のプレゼンの中にも盛り込みきれていませんでしたので、もっと砕いて伝えるようにしたいと思います。
②一方通行にならないコミュニケーションを取り入れる
今回初対面の方が結構いらっしゃって最初緊張していたせいもあるのですが、都度質問の時間などを設ければ中身も充実したのかな、と反省しました。講師となっている以上、セミナー終了後に
「あ、私もちょっと文章書いてみよう」
「SNSに投稿する時こんなことを意識しようかな」
という変化を生むかどうかが成功か失敗かの判断基準なので、今回は失敗だったかな、と思っています。
1時間ひたすら話しても難しい部分もあったと思うので、20分ごとに質問を設けるなどの仕掛けを取り入れ、参加者の方々の疑問を解消しながら進んでいけるように今後は気をつけていきたいと思います。
③堅い話もしましたが、やっぱり大切なのは"自分"
セミナーの中で目的や狙いの設定の話をしましたが、すみません!
セミナーの後の一人振り返り会をしている中で、これは次のステップだな、としみじみ…。狙いなどを考えすぎて文章にできないと本末転倒なので、ファーストステップは、
「自分が書きたいことを自由に表現する」
ということだと思います。午後のフィールドワーク終了後、
「文章は難しいな〜」
という声がちらほら出ていたのですが、僕も書ける文章と書けない文章があり、興味のないことを文章にすることはかなりしんどいです。
今回のフィールドワークでは、街中という普段見慣れている何気ない場所をテーマにしたことでよりその難しさはあったのではないかと思います。
その中で文章にする素材を見つけるために、
発見+疑問+妄想
というのが文章を作るきっかけになるのでは、と。(セミナー中に伝えたかった。。泣)
発見:あれ?ここにこんなのあったっけ?
疑問:なんでこんな風になってるんだろう?
妄想:もしかして、こういう背景(歴史)があるから?
などを考えると、文章に落とし込みやすくなると思います。特に、発見が重要で、見落としそうなことを拾うことが文章を書く上でヒントになるかな、と僕は思います。
いろいろ振り返りをざらざらっと書きましたが、個人的には本当に楽しかったです!参加者の方々が暖かい方ばかりで本当に良かったです!(切実に)
また、機会があれば、もっと伝わりやすいものを提供できるように頑張りますので!
今回、お話をくださった佐賀市民活動プラザのスタッフの方々、運営等大変だったと思いますが、このような機会をくださりありがとうございました。
それでは今回の一番お気に入りの写真で締めたいと思います。
ありがとうございました。笑
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