今も昔も変わらない親子の在り方。〜「FINAL FANTASY ⅩⅣ 光のお父さん」
新年一発目に観たDVDが
「FINAL FANTASY ⅩⅣ 光のお父さん」
監督 野口照夫 脚本 吹原幸太
主演 坂口健太郎 吉田鋼太郎
「Always 三丁目の夕日」が昭和の家族の在り方を描いた映画なら、
この映画は令和の家族の在り方を描いた映画だと思う。
(いや、実話を元にしたストーリーなので「描いた」という表現はちょっと違うか。)
オンラインゲーム「ファイナルファンタジーⅩⅨ」。主人公が正体を隠して、普段無口な父とこのゲームの中で交流していくという話。
リアルな世界では見えない父親の姿を、ゲームの中のチャットを通じて知っていく。
父の本音は。自分の気持ちは。家族とは。
時代が変わって、遊び方やコミュニケーションのとり方が変わっても
大事なものは変わらないんだと、
そんなことを教えてくれた映画でした。
ゲーマーはもちろん、ゲームを知らない人たちにもわかりやすい演出になっている。
またゲームの中の話だけでなくリアルの世界での家族の交流や、主人公の社会人としての生活も面白く描かれている。
吉田鋼太郎演じるお父さんがゲームを覚えていく姿は万人が楽しんで見れる演技。
最後は予想以上に感動のラスト。
この広告にもなっている、男性キャラクターが膝をついている画。
この意味はラストにわかる。
観てない人、ぜひこれからお楽しみください。