ゴッホとゴーギャンが一緒に居られなかった理由を考えてみた
「新しい時代を自分たちが築く」
一時は同じ未来を描いた二人。
お互いの芸術に、思考に、惹かれあっていたはずなのに。
ゴッホは黄色に、ゴーギャンは赤に魅了された。
その二つは混ざれば綺麗なグラデーションになるはず。
だが芸術家というのは互いに混ざり合うことなど望んでいない。
近い色を持つ者を仲間として最初は親しみを持つけど、
溶け込まれそうになると自分を見失ってしまう。
芸術家にとってそれは耐え難いこと。
類は友を呼ぶとはよく言ったものだけど、
同じ類の人間は本当は側にいない方がいいかもしれない。
とはいえ人は「同志」を求めてしまうもの。
しかし芸術家は孤独な時間の中でこそ作品を生み出すことができる。
これは矛盾?それとも自然の摂理?
アマプラで映画 「永遠の門〜ゴッホが見た未来〜」を観てからそんなことをずっと考えておりましたとさ。
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