IR Monthly Report June
皆さま、こんにちは。
セーフィー株式会社(東証グロース:4375)のIR池上です。
今月より、投資家、アナリストの皆様に向け、noteを活用してセーフィーのIR活動を開始いたします。 どうぞよろしくお願いいたします。
セーフィー株式会社とは
セーフィー株式会社は「映像から未来をつくる」をビジョンとし、映像プラットフォームを開発・提供しています。
創業のきっかけは、代表の佐渡島が自分の家を建てる際に防犯カメラをつけたいと思った時、当時の防犯カメラは価格が高く、画質も粗く、設置すること自体に時間もかかり、とにかく不便で、こんなにも遅れている業界があるのかと思ったそうです。
佐渡島の前職の事業内容は、顔認証や画像処理技術を利用したエンタメサービスの展開。機械学習を利用した際にAIの精度が凄まじいスピードで上がっていくのを目の当たりにし、今後は「機械学習が確実に発展すると肌で感じた」と同時に、「AI技術だけではなくデータと世の中のニーズがマッチすることが非常に大切」ということに気づきました。
「世の中のニーズを解決するデータプラットフォームって何だろう」と長年考えていたところ、防犯カメラの映像がものすごいデータ量であることに着想を得て、「膨大なデータでAIの精度を上げ、そのAIを使って不を解消するのに面白いのでは」と思いついたそうです。
今では、当社のサービスは、防犯の用途だけでなく、遠隔から現場を確認するといった活用や映像データをAIで解析することによるオペレーション改善やマーケティング施策にも活用されています。
よろしければ、セーフィーの事業内容やビジョン、働いている従業員の思いを、まるっと知れるセーフィー早わかりページをご覧ください。
弊社代表の佐渡島より
事業づくりは仲間づくりです。 私たちは「映像から未来をつくる」というビジョン実現のために、お客様・パートナー・お取引先・投資家等のマルチステークホルダーの皆様に、私たちの活動を理解いただき、チーム一丸となって事業を成長させていきたいと考えています。 皆様には、今後ともできる限りオープンに情報公開をしていきたいと思っています。
Q1FY2024の決算のタイミングでは、個人投資家様向け説明会を通じて、皆様と対話の機会を設けさせていただき、リアルタイムに皆様のご質問にお答えすることができました。 皆様のご期待にお応えできるよう、成長スピードを上げ事業をドライブさせていくために身を引き締めることができ、覚悟をさらに強めました。
継続的に皆様とこういった形でコミュニケーションを取らせていただけたらと思っておりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
5月のトピックス
建設業界向け意見交換会を開催
5月15日(水)に弊社サービスをご活用いただいている建設業界をはじめとした企業ご担当者様との意見交換会を開催しました。
今回の意見交換会では、代表の佐渡島のほか、企画本部本部長兼CPO(Cheif Product Officer)の白石なども参加しました。冒頭、佐渡島より「映像を軸とした未来の建設現場」がどういったものになるかのビジョンや、弊社サービス開発の方向性についてお話させていただきました。
また、建設周辺業界および異業種の動き・トレンドのご紹介や、それらの業界に対して提供している弊社サービスのデモンストレーションを通じて、より俯瞰した視点でのDXをご説明しました。
各社のご担当者様からは、「AIを社会実装するハードルはあるか」といった業界トレンドにまつわるご質問や、現在セーフィーが提供しているクラウドカメラに「こういった機能があったらより広大な現場では効果を発揮できる」といったサービス改善に関するご意見など、ざっくばらんな意見を交換する会となりました。このような意見交換の場を通じて、より良いサービスや製品の開発につなげ、業界の負に貢献していけることを期待します。
また「〇〇企業のこういった取り組みはうちでも応用できないか」といったご意見・ご質問があるように、業界を先導する企業のご担当者様同士が一同に介することで横のつながりを作り、ビジネス上での相乗効果をもたらしたり互いのベストプラクティスを共有しあうことで、業界全体を盛り上げていく機運づくりにも貢献できたのではないかと考えております。
「第6回建設・測量生産性向上展」に出展
2024年5月22日(水)~24日(金)にて幕張メッセで開催された「第6回建設・測量生産性向上展」に出展いたしました。毎年の出展が恒例にもなっているこちらのイベント、今回は8,500名を超える企業ご担当者様に当社ブースにお越しいただきました。
ブースには、今年提供を開始したGOシリーズの最新モデル「Safie GO 360」や「Safie GO PTZ AI」の実機を展示しましたが、既にセーフィーをご利用いただいているお客様でも初めて間近で見たり、デモ操作に触れたりした方も多くいらっしゃり、非常に好評でした。
スペースの制約上、1台しか設置できない狭小地の現場をお持ちのお客様からは「Safie GO 360」を天井付けにすると「垂直方向に全体を見渡せていいね」という声をいただいたり、「Safie GO PTZ AI」も映像をAI解析することで安全管理に使えそうだといった声も多数お聞きできました。
土木や建築の現場ですでに多くご利用いただいているGOシリーズですが、今回提供を開始した同シリーズの新製品2種も、あらゆる現場で活躍する兆しが見えてきています。
決算開示 & IRイベント関連
2024年12月期第1四半期 決算開示 5月15日(水)開催
今回の決算開示では、現在、防犯ニーズや各種遠隔ニーズのみならず、業界毎のソリューションを提供強化の方針も明確化し、早期黒字化への舵も切った旨をお伝えいたしました。
開示したFY2024 Q1の決算概要は下記の通りとなりました。
詳細については下記、資料よりご確認くださいませ。
🌸決算短信
https://ssl4.eir-parts.net/doc/4375/tdnet/2442069/00.pdf
🌸決算説明会資料
https://ssl4.eir-parts.net/doc/4375/tdnet/2442082/00.pdf
🌸決算説明会書き起こし
https://finance.logmi.jp/articles/379438
🌸決算説明会 動画
https://www.youtube.com/watch?v=HW59YSh5yBE
弊社代表佐渡島も登壇!個人投資家の皆様向けの説明会 5月21日(火)開催
個人投資家の皆様向けの説明会は毎四半期の決算開示後、1~2週間をめどに開催しています。 今回はCFOの古田に加わり、CEOの佐渡島も参加し皆様からの事前質問、リアルタイムのご質問すべてにお答えさせていただきました。
第2四半期以降も開催予定ですので、ご都合があえば是非ご参加くださいね♪
🌱個人投資家の皆様向けの説明会 動画
決算についての所感
今回の決算開示での進捗について、決算説明資料にてエグゼクティブサマリーでご紹介をさせていただいております。
第1四半期のARR、売上高、営業利益に関しては上記に述べたとおりですが、従来の製品よりも単価が高い「Safie One」の導入が非常に好調でした。防犯や安心安全、省人化ニーズが非常に引きが強いということが証明でき、あらゆるお客さまへの着実な販売に繋がりました。1つの大型案件に依存することなく、数社のエンタープライズの売上を積み上げることもできました。
また、屋外でのカメラ活用案件や工事が必要となる案件も、リードタイムが非常に短くなり丁寧に受託できる体制が整ってきました。それにより、スポット収益を積み上げることができ、リカーリング収益も順調に推移しています。
ここからトップラインをさらに伸ばすためには、新規のソリューションが欠かせません。小売、サービス業界を中心に付加価値をピンポイントにしたソリューションの開発が進んでおり、着実に推進しようと考えています。
調整後営業利益についてもマイナス9,000万円まで縮小しています。こちらも、十分にコストコントロールをしながら利益を出せる体制が整いつつあると考えています。4月には新卒社員22名の入社、6月には大規模なユーザーカンファレンスの実施を控えており、意思を持った投資となるため、調整後営業損失額は第1四半期と比べて拡大する計画です。また、2024年12月期第2四半期については、リカーリング収益は順調に成長していくと考えていますが、スポット収益が少し下がる可能性があります。
一方、2024年通期については業績見直しをせず、2026年通期での達成を予定している黒字化については前倒しで達成できるよう取り組もうと考えています。
編集後記
改めまして、ここまでお読みいただき、ありがとうございます。 Safie IRとして、四半期の決算開示を中心にIR活動を実施していますが、こちらのnoteでは、通常の決算開示内では伝えきれなかったセーフィーの裏側を中心に更新できればいいなと考えております。
ゆるりとお付き合いいただければ幸いです。 引き続きどうぞよろしくお願いします。
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