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02_TRCダンパーは何本設置するの?

耐震等級3がとにかく安全?

新築で「大地震に何回耐えた!」とうたうTVCMが増えていますね。
新築戸建住宅の安全性について、セミナーなどで説明していました内容を少しご紹介します。

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新築木造戸建の耐震性の基準の一つが「耐震等級」
等級は1、2、3とあって、等級3は等級1の1.5倍の耐震性!で最高性能の安全性となります。

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ただこの等級3というのは、品確法という法律で決められている住宅性能表示計算にのっとっていて、住宅性能評価機関という専門機関で行われる審査に合格することで認定されます。

その申請にも費用がかかりますので、申請せずに「等級3相当」とうたっていたり、必要な計算の一部だけを1・5倍して「等級3相当」としている可能性もあるので、不安でしたらその事業者に詳しい説明を求めましょう。


そして、2016年以降、新築住宅の耐震性に関する考えが大きく変わる地震が発生しました。そう、熊本地震です。


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熊本地震で被災した木造住宅


震度階級の現在の最高は震度7。

建築基準法や品確法など、これまの日本の住宅性能に関する法律は、数百年に一度発生することを想定して耐震性の規定が定められていました。

ただ阪神大震災以降、震度6や7が頻発するようになり、東日本大震災の甚大な被害が強烈な印象を残したこと

そして2016年の熊本地震は震度7が続けて発生したことで、

数百年に一度という想定を見直す必要性が生じました。


そこで、注目を浴び採用する事業者が急増しているのが制震ダンパーです。

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地震に耐える耐震性とは違い、建物の揺れやエネルギーを吸収することで連続して発生する巨大地震にも有効と言われています。

制震ダンパーはメーカーによって様々な種類がありますが、弊社では住友理工㈱の制震ダンパーである「TRCダンパー」を販売しております。

制震ダンパーを何本つければ安全になる?


「TRCダンパー」は床面積によって設置本数はある程度決まっていて、最近の新築住宅であれば4本の設置で、大地震が連続して発生しても揺れを最大50%程度抑えてくれるので安心です。

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その効果はシミュレーション解析がつきますので、「とにかく安全な家を建てたい!」という方はご検討ください。

エイム株式会社

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