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資産運用×子育て世帯の働き方について考えてみた

子育て世帯は、仕事と育児の両立で忙しく、なかなか時間的な余裕が持てませんよね。
余裕がないと子供に強く当たってしまい、自己嫌悪になってしまうことも。

そこで、人生を長いスパンで見て、キャリアと育児を両立する方法を私なりに考えてみました。

ざっくりいうと、子育てに時間が必要な時期に仕事を抑え、代わりにその間は資産に働いてもらうという考え方です。


前提条件

  • 夫婦ともに安定した収入がある

  • 持ち家ではなく賃貸で住居費を抑える

  • 投資信託や株などで資産運用を行う

ステップごとの働き方と資産形成プラン

1. 未就学児の間

  • 保育園を最大限活用し、夫婦ともに正社員として働き、高い収入を得る。

  • 収入の一部を積極的に投資し、金融資産を形成する。(例えば、0〜6歳の6年間に毎月20万円を積立投資(年利8%)すると、約1,800万円になる)

2. 小学生になるタイミング

  • 夫婦のどちらかが退職、または勤務時間を短縮し、「小1の壁」に対応する。

3. ダウンシフト期間

  • 世帯収入は一時的に減り、1馬力での生活にシフト。

  • 形成した金融資産が複利で成長するため、追加投資なしでも資産が増える。

  • ダウンシフトした側(主に妻)は、次のキャリアや自分のビジネスを模索する。

4. 子どもに手がかからなくなるタイミング

  • 妻が本格的に仕事を再開。

  • 夫が仕事をダウンシフトし、次のキャリアや自分のビジネスを模索する。

5. 資産が順調に増えたら

  • サイドFIRE(セミリタイア)のような働き方が可能になるかも…?

重要なポイント

最も大事なのは、保育園時代の6年間に「入金力」を最大化し、投資期間を長く確保すること。
(なんなら、夫婦二人の時から投資する)
住宅ローンを組むと投資資金が減るため、賃貸で住居費を抑えるのが有効だと思います。

この考えに至ったのは、私自身の資産運用経験に加え、尾石晴さんの本(40歳の壁をスルッと越える人生戦略)がきっかけです。

本の中で、小1の壁の具体例として、保育園児と小学生の違いは以下のように説明されていました。

・保育園児までの関わりは“お世話”が中心なので、親以外の大人でも可能
・小学生以降は“学業+心のフォロー”が重要になり、親の関与が必要になる

これを読んで私は、小学生になる時期には時間の余裕を持って子供に接したい!と考え、小1の壁への対策を真剣に考え始めました。
幸い、私は10年以上前から投資を継続しており、同年代に比べると資産が積み上がっていたため、時間に融通の利く個人事業主になる決断ができました。

もちろん、資産形成には相場の影響があり、必ずしもプラスになるとは限りません。
しかし、過去の実績を見ると長期的には上昇傾向にあるため、私はそれほど心配していません。

また、子どもが小学生になる頃、両親は40歳前後になります。
この時期は「ミッドライフクライシス」とも重なるため、仕事や人生の方向性を見直すタイミングとしても適しています。

まとめ

子供の教育費や老後資金のために、お金を稼ぐことは重要です。
でも、子供が親を必要としてくれる時期は意外と短いのかもしれません。

子供と向き合える時間を作るために、資産運用の力を借りるというプランを考えてみました。

私自身、このプランを考えてはみたものの、実際に自分業がうまく軌道に乗るのか?今後も資産は順調に増えるのか?など、不確定要素も多くあります。
家族で話し合って、定期的にプランを見直しながら進めていきたいと思います。


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