『 盾の勇者の成り上がり 』
今回は、『盾の勇者の成り上がり』というアニメについて紹介します。異世界転生の物語が好きなファンにとって絶対に見て欲しい一作です。
物語の主人公、岩谷尚文は普通の大学生でしたが、図書館で見つけた本をきっかけに異世界へ召喚されます。
この世界には「盾の勇者」「剣の勇者」「槍の勇者」「弓の勇者」の四聖武器を持つ勇者たちが召喚され、異世界の災厄「波」に立ち向かうストーリーです。
尚文はその中で「盾の勇者」として選ばれます。「剣の勇者」「槍の勇者」「弓の勇者」は3人とも尚文のお友達でした。
しかし、尚文は他の勇者たちやこの世界の人々から偏見や差別を受けます。盾じゃ戦えないなどと色々言われていました。
勇者なのに勇者として認めて貰えない。正直見ていてとても心が痛かったですね。
物語を掻き乱すのは、いつもマルティ王女ですね。笑
勇者たちを次々と巻きこみ騙して、問題を起こします。盾の勇者には特に嫌がらせをします。
マルティ王女は、後に王女ではなくなり、名前を「ビッチ」冒険者名を「アバズレ」に改名させられます。笑
第2王女のメルティはとても良い子なんですけどね( * ॑꒳ ॑*)姉妹とは思えません。
たくさんの人に裏切られ、絶望の底に落ちた尚文は、信頼できる仲間のラフタリアという亜人の少女と出会います。
ラフタリアは、奴隷の商人から尚文が買いました。最初はなかなか心を開きませんでしたが、尚文が愛情を持って接するうちに徐々距離が縮まっていきます。
ラフタリアは尚文の剣になる事を誓い、旅をする事を決めます。
「私はあなたの剣です!どこへだって、着いて行きます」
ラフタリアとの絆が深まる中で、尚文は徐々に人間として成長し、仲間たちと共に困難な戦いを乗り越えていきます。
アクションシーンも見どころの一つです。盾という防御に特化した武器ですが攻撃までできてしまうんです。
様々な創意工夫で戦い抜く尚文の姿は非常に魅力的です。
他の勇者に比べて圧倒的に強い!
異世界への適応能力が他の勇者とは比べ物にならないですね。
人に裏切られ、馬鹿にされ、偏見、差別などを受けたからこその尚文の意地と見返してやろうと思った気持ちと努力の表れかもしれないですね。
魔物や敵キャラクターとの戦闘シーンでは、ラフタリアはもちろん、フィーロも大活躍します。天使のような強い子です( * ॑꒳ ॑*)
フィーロは人型と鳥型にも変身できて、鳥型になり尚文やラフタリアの乗る荷車を引く姿がとても可愛くて何度も見たくなってしまいます。
強くなった尚文がカースシールドを使用して敵を圧倒する力を手にしますが、我を忘れてしまいます。
ラフタリアが尚文を案じて一生懸命止める姿にとても感動しました。
盾を使った独特の戦闘スタイルが、新鮮で興味深いです。盾で戦う勇者は中々いませんよね。
また、この作品は単なるアクションや冒険だけでなく、現実世界にもありそうな深いテーマも含まれています。
友情、信頼、裏切り、差別、人権といった現実世界でも普通に考えられそうな事が物語に描かれています。
様々な問題を身近に感じて、考えを改められる良いチャンスになるかもしれません。
最初は絶望の底から始まり、徐々に仲間が増えて、信頼もされるようになってきた尚文の成長をみれば、心揺さぶられるものがあります。
どこか自分と重ねてしまう部分があり、とても感情移入しやすい作品になっています。
今アニメは3期まで放送してます。
3期にまでなると今まで敵対していた勇者達が徐々に尚文のところに集まってきて、一緒に行動を共にするようになります。
「波」に向けてどう対応していくのか今後のストーリー展開が楽しみです。
☆まとめ
『盾の勇者の成り上がり』は、異世界ファンタジー作品の中でも特に際立った魅力を持つ一作です。
キャラクターの成長と絆、深いテーマ、アクションシーン、とても多くの魅力があり、視聴する価値は十分にあります。
異世界転生のジャンルが好きな方はもちろん、まだこのジャンルに触れたことがない方にもぜひおすすめしたい作品です。
序盤はちょっと心苦しいですが、みていると徐々に楽しくなってくる感じかなと思います。
皆さんもぜひ、見てみて下さい!