登録日本語教員試験対策 音声指導と番外編

今日は、応用試験の対策として音声指導を見ていきます。

アメリカ構造主義言語学

 オーディオリンガルメソッドの論理的基盤にもなったアメリカ構造主義言語学。文は節から、節は句から、句は語から、語は形態素から、形態素は音素から構成されると考えられています。これらの組織構造と見立てて研究対象としました。

ふむ、、要は、、、?
 該当言語の音声を最小単位まで分析し、体系化を行うこと、です。

上記の教授法の一つにミニマルペア練習があります。

ミニマルペアとは?
・サメ↔︎カメ
・知らない↔︎死なない
このようにある一つの音素の違いで意味が変わるペアのことですね。(私も実際に養成学校で教壇実習を行った際、ミニマルペアを取り入れた授業をしました。)

VT法 (Verbo-Tonal Method)
身振り手振りをつけながら歌を歌い、拍感覚を意識しながら発音することです。(私が英会話スクールの責任者をしていたとき、ネイティブ講師が子供たちにリズムをつけながら発音して教えていたことが多々ありました。あんな感じかあぁ〜と思ってこの語を覚えましたw)

(番外)プロソディーとプロンプト
最後に、昨年の試行試験で出題されたプロンプト。
個人的に似ていると思う名前のプロソディーとの違いを書き記しておきます!

■プロンプト
学習者自身が間違いに気づき発話を修正できるように促すこと。

学習者:漢字を読めますです。
教師:え?もう一度お願いします。/ 漢字を読むことが・・?

↔︎リキャストは、学習者が間違えた言い方に対して教師がさりげなく正解を言います。私はよくリキャストを使います。そしてリキャストはほぼ毎年見る常連さんですね。

■プロソディー
プロソディーとは、音をまとめて考えること。

昨年独学で検定試験の勉強をしたときにしっかりノートにまとめていますね。ですがしっかり頭から抜けていました。

今回はここまでです!


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