早期教育の費用対効果

先取りで幼稚園から足し算、掛け算 算数の先取り学習、知育ドリルなど、子供の教育に熱心な方がおられます。
いつも思うのですが、早期教育の目標はなんなんでしょうか?

東大が目標? 医学部が目標? なんですかね。
幼児から勉強、ドリル三昧、小学校4年からSAPIX 中学入って鉄緑会 その王道にかける時間と労力、お金。
それは公立高校から指定校で早慶、2科目入試でSFCに入る、科目絞って入れる私立医学部、その努力、労力と比べると、数倍以上もあると思います。

しかし、それに見合う効果は?

1つの例です。
同級生の話 Aくん 高校時代から理系クラスで学年トップクラスで現役で東大理科1へ。現在は大手金融
それにくらべて理系でほぼ最下位で、高校3年で文転して慶応商学部へ進んだBくん。高校にバイクで通学したり自由な奴でした。
卒業後は大手広告代理店。

夏に同窓会で久しぶりにあったとき、そんなに2人の年収は変わらない。

2つ目の例
国立上位の医学部へ進学した私。私もAくん同様
高校では理系トップクラスでした。高校三年間は勉強しか記憶ないです。
それにくらべて、成績はよくなかったCくん。クラスでも平均以下。彼女もいて、こちらもキラキラした奴でした。
一浪して某地方私立医大へ。

でも、今では開業して、私なんかよりはるかにら良い暮らし。

言いたいことは
就職の際の学歴フィルター、そして入社後の出世に東大と早慶にそんなに差がない
医学部も偏差値上位の大学いっても、下の偏差値の医学部でも行き着く際は医師免許で同じ、あとは経営や技術も含めてスキルの勝負。

なのに、小さい時から、全てを犠牲にして塾通いさせる親は、どこを目覚しているのかなー。

効率よいルートで早慶、入りやすい医学部
これが処世術かなー。

なので、娘にはとりあえず早慶付属、医者になりたいと言い出したら、入りやすい医学部ならそんなに頑張らなくても、入れるので、そこまで必死にならなくても。とおもっています。


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